SHACHO CARD SHACHO CARD

東京都

株式会社M&Aworks

代表取締役社長

安藤 智之

TOMOYUKI ANDO

日本のM&Aの常識を変えていきます

夢は、日本のM&Aの常識を変えていくことです。今のM&Aは企業の直近の財務状況を元に、機械的に算出した企業価値をベースとしたマッチングが一般的。売却希望の会社の工場見学に行かない仲介会社もあります。私たちはお客様の想いに寄り添い、徹底的に分析していきます。これにより業界や経済が大きく変わり、株主や社長、従業員皆にとって良い関係が築けると信じています。これからも少しでも多くの会社を救っていきたいです。

FAVORITE

PROFILE

  • 企業名

    株式会社M&A works

  • お名前

    安藤 智之

  • 生年月日

    1988年2月9日

  • 出身地(都道府県)

    愛知県

  • 出身校

    名古屋市立大学

  • あだ名

    あんちゃん

  • キャッチコピー

    人を愛するおしゃべりモンスター

  • 日本のM&Aの常識を変えていきます

  • 人生成分6つのキーワード

    仕事、家族、サッカー

  • 部活、特技

    サッカー部

CEO STORY

Q1

どんな学生でしたか

一言でいうと「なめた、子ども」でした。努力しないでできるのが、かっこいいと思っていました。勉強しないでテストで良い点数を取るような感じです。高校・大学順調に進んだのですが、どこか満足していないものを抱えていました。愛知県で生まれ育ち、名古屋市立大学の経済学部に進学。就職はリーマンショック(2008年10月末)の後、求人が一気に減ったころでした。当時の私は「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」の、大きな組織の末端にいるより小さな組織の長になる方がいい、という考えの持ち主でした。外に出るより、地元で安定して働きたかったのです。当時の彼女(現在の妻)が、名古屋市出身ということも大きかったですが、地元の地方銀行に就職しました。大したことないよな、などと思っていましたが入ってみると銀行の仕事は面白かったです。

Q2

学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください

入社3年目、他の営業が辞めていき1人残った私は、経営まで任されました。大変でしたが、銀行の動きが見えてきました。そんなとき、支店長から「リスケ(返済条件を変更する)先には行くな」と言われました。もう担保を取っているのだから、そこの会社はつぶれても構わないと言うのです。20~30年の付き合いがあるところを簡単に切り捨てていいのかと、納得できませんでした。そこで業務終了後、リスケ先に行って相談に乗りました。結果、救えた会社もあり銀行の評価も上がり、私の業績も上がりました。でも、銀行員としてできることには限界があると思い、3年11か月働いて退職。業界最大手のM&A仲介会社に転職し、お客様ひとりひとりの人生に真剣に向き合うことを学びました。ここで2年半働きました。やりがいはありましたが、とにかく忙しかったです。子どもが生まれるころで、このままでは妻に負担がかかると思い、業界4位の同業他社へ。ただこの会社は、効率化だけを目指してお客様に向き合っていないなと感じ、自分の理念を大切にした会社を作ろうと思い独立、今に至ります。

Q3

最近感情が動いたエピソード

2023年1月に入社した、25歳の社員のことです。別の業種からの転職組で、会社の在り方などを教育しましたが、最初は会社や社長の人生に向き合うことが、理解できなかったようです。しかし、あることがきっかけで仕事に真剣に向き合うようになりました。その後は同業他社の社員を差し置いて、お客様である社長に気に入られ、「ご飯食べに行こう」と誘われたこともあったようです。私は彼が人との向き合い方を理解し、その楽しさに気付いてくれたことが嬉しかった。今後、彼が会社を盛り上げてくれるのではないかと期待しています。

Q4

汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)

会社を設立してまだ日が浅いので、正直最大の危機というのはありません。強いて言うとしたら、会社の在り方を伝えること、社員の足並みをそろえることの難しさを感じています。私はM&Aのトッププレイヤーであると自負していますが、それが他の人に通じるのだろうか、そのことを理解して付いてきてもらうにはどうしたらよいか、日々悩みながら考えています。

Q5

経営危機をどのように乗り越えましたか

私一人ではなく社員とともに乗り越えると意識したことです。支えられるというより、一緒に進んでいるという気持ちでいます。会社を一艘の船に例えると、オールを漕ぐ人や舵を取る人、帆を張る人、いろいろな仕事があるし立場も違います。それぞれの役割を大切にして、同じ方向に進んで行ければいいなと思っています。

Q6

社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い

社員はアクの強い人ばかりで、言ったら全員が名物社員ですね。その中で先ほども紹介した、石神大揮さん。誰よりも熱い想いを持っています。創業以来ずっと支えてくれて、私のことを理解してくれています。M&A業界には、ブローカーのような人もいますが、彼にはそんなところが全くありません。また、M&Aをあらゆる立場から経験しているので頼もしいです。お客様に自信を持って紹介できる社員です。

Q7

リーダーシップのスタイル

1つ目は、(経営者は)道を示す立場であること。社員に、こっちの方が明るいと教えるだけでなく、自分が先頭に立って行動することです。2つ目は、社員の声をよく聴くこと。最初に働いたM&A仲介会社でもやっていましたが、毎週、社員一人ひとりと話す機会を設けること。対面やオンライン方法は色々です。私は子どもが3人いますが、子どもを寝かしつけてから話し合いをすることもあります。社長は社員のことを本人以上に理解しなければなりません。社員に「ここまで社長が考えてくれるから、付いて行こう」と思ってもらえたら嬉しいです。

Q8

事業を通して実現したい夢

夢は、日本のM&Aの常識を変えていくことです。今のM&Aは企業の直近の財務状況を元に、機械的に算出した企業価値をベースとしたマッチングが一般的。売却希望の会社の工場見学に行かない仲介会社もあります。そんな中、私たちはお客様の想いに寄り添い、徹底的に分析していきます。これにより業界や経済が大きく変わり、株主や社長、従業員皆にとって良い関係が築けると信じています。1号案件は、破産案件がほとんどです。どこの仲介会社にも相手にされずに頼って来られます。正直、儲かりません。でも残していきたい事業はたくさんあります。これからも少しでも多くの会社を救っていきたいです。

Q9

夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり

強みは会社設立前は、M&Aトッププレイヤーとしての自分の在り方でした。でも今は社員です。私がいなくても会社は回していけると思いますが、さらに研鑽してくれることを願っています。「Forbes」や「社長チップス!」で発信を行い、社員をこれからも増やしていきたいです。こだわりは、社員に「お客様と真摯に向き合うことの大切さ」を伝えていることです。さらに「効率化だけを考えないこと」も伝えています。そうすることでお客様が私たちを選び、「全て任せるよ」と言ってくださるのです。もちろん無駄なことは省くよう意識しますが、丁寧に対応することを大切にしています。

Q10

社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること

そこまで達していないのですが、これから文化に対して出資や投資をしていきたいです。ラグビーで花園まで行った社員がいます(全国高等学校ラグビーフットボール大会出場)。フェンシングで国体まで行った社員も以前いました(今は退職)。このような経験から、人が喜ぶことや楽しいことを支援していきたいと考えています。また、2023年2月6日に発生したトルコ・シリア大地震。まだ実行に移していないのですが、今後このような災害が起こったときに寄付などができればと考えています。

Q11

自社の強み、面白い制度

大病を経験した石神大揮さんのような社員がいることで、社員の健康を意識しています。何万円もする健康診断を、福利厚生で受けられるようにしています。また、子どもが体調不良のときには休めるようにしています。現在、女性社員は20代前半の未婚の事務員だけのみ。今後彼女たちが結婚して出産したときにフォローできるようにしたいです。実は営業社員に女性を雇うのは消極的です。1つ目の理由は、お客さんのところに夜遅く訪問することが多いことです。M&Aを考えている社長は、社員にそれを知られたくありません。そこに女性1人で行かせるのも、もう1人社員を同行させるのも難しいです。2つ目は、お客様からの差別です。社長の中には、自身の娘またはそれよりも年下の女性社員にM&Aを任せたくないという考えの方が多いです。これを事実として受け止めて、解決策を考えていきたいです。

Q12

若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ

就職活動中の大学生に向けてお伝えしたいことは、「会社は部活動だ」ということ。真剣に甲子園出場を目指している、野球部を想像してください。そことよく似ています。私は大学生のころ、真剣に取り組むことは恥ずかしいと思っていました。しかし、真剣に思い切り取り組むことでプラスになることが沢山あります。私の会社のキーワードは「真剣」です。ここに人生を預けてみたい方、どうぞいらしてください。

Q13

家族へのメッセージ

いつもありがとう。家族は妻と、6歳女児、3歳男児、1歳女児の3人の子どもたちです。平日、妻は子ども達につきっきりですので頭が上がらず、せめて土日くらいは私が子ども達に積極的に関わるようにしています。料理も好きなので私が作りますし、子供たちとはトランプをしたり勉強を教えたり。ピアノは子供たちから教えてもらっています。何気ない日常が過ごせることに感謝ですし、家族が仕事の活力になっています。

COMPANY PROFILE

社名
株式会社M&A works
設立
2021年10月1日
社長就任
2021年10月1日
業種
サービス業
事業内容
M&A仲介業
提供価値
事業承継支援
本社
106-0044
東京都港区東麻布1-9-15東麻布一丁目ビル2F
拠点活動
https://maworks.co.jp/
活動エリア
全国
採用情報
https://maworks.co.jp/recruit