東京都
株式会社 it's House
代表取締役CEO
八島 睦
CHIKASHI YASHIMA
サードプレイスをすべてのひとへ
『日本をもっと豊かに』という想いで事業を推進しています。日本は豊かな国と言われますが、日本のセカンドハウス(別荘)保有率は0.7%です。ヨーロッパでは14%~20%です。ヨーロッパは世界幸福度ランキング上位を占めています。日本もパンデミックをきっかけに働き方・価値観・ライフスタイルが大きく変わりました。 it's Houseは日本のセカンドハウス(別荘)保有率15%目標にしています。平日もワーケーションで利用し週末は、大切な人や友人、家族と思い出の時間を創る特別な空間になります。利用しない日は貸別荘運用し副収入を得る。すべての人が当たり前にに出来たらと思ってます。
※サードプレイスとは、自宅・学校、職場でもない、居心地の良い『第三の居場所』のことを言います。
PROFILE
企業名
株式会社 it's House
お名前
八島 睦
生年月日
1973年7月31日
出身地(都道府県)
北海道
出身校
北海道桜ヶ丘高校(現 北海道栄高校)
あだ名
やしまさんorやっしー
自分の名前の由来
親睦の睦 仲間に囲まれる
キャッチコピー
サードプレイスをすべてのひとへ
夢
日本でセカンドハウス(別荘)といえば it's Houseと世界に認知される企業に
社名の由来
これぞ(it's)家(House) 皆が求める家
人生成分6つのキーワード
①野球 ②息子と週末スポーツをする事 ③日本の別荘販売のDX化④イチゴ⑤ワインと角ハイが好き⑥別荘建築を通して日本の環境問題に貢献
部活、特技
部活 野球部 特技 特になし
趣味
スポーツ観戦
尊敬する人
スティーブジョブス 中村功
好きな映画
アルマゲドン 42 ゴッドファーザー
人生のバイブル
道をひらく 蒼き狼
テーマカラー
ホワイト
ゲンかつぎアイテム
野球部時代はスパイク・バッティンググローブは左からつける
パワー飯
焼肉 うに
好きなお菓子
ルマンド
底力の源
社員と家族
カラオケ十八番
ない 歌苦手
苦しいとき励みになった経営のテーマソング
キミ記念日~生まれてきてくれてありがとう
自分を動物に例えると
チーター(動物占いにて)
子どもの頃の夢
プロ野球選手
生まれ変わったら何になりたい
メジャーリーガー
休みの日の過ごし方
家族と過ごす時間
VIDEO
ALBUM
CEO STORY
Q1
A. あなたをよく知る人物(家族・従業員・友人など)に紹介してもらってください。(他己紹介)
部活動として野球をずっとやってきたという共通点があり、すぐに親しくなりました。両親を早くに亡くし、高校卒業して働きながら2人の妹を育てた経験があるからこそ、人の痛みに対して優しく、深い愛情と思いやりを持っています。HOMESTの社長だったときに事件に巻き込まれ、やむなく破産という試練がありましたが、その経験を乗り越えて今新たな夢に向かい再チャレンジしている姿は本当に尊敬していますし、自分自身も頑張らなければといつも励まされます。ちなみに全然関係ないですが、会食の際、僕の体をよく触るくせがあるので、変な意味ではなく、本当に人が好きなんだなということを感じます。笑 とにかく、僕が知っている人の中でこんなに優しい人は他にいないですね。
Q2
B. 上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか (350文字以上 推奨)
7年ほど前、ラジオ番組をやっていた頃の縁で「面白い社長がいる」と紹介されたのがせいちゃん(社長チップス代表取締役会長・西川世一)で、家族ぐるみで交流があります。全国的な社長ネットワークをいかしてアスリートのセカンドキャリアを支援し、引退後地元に戻る野球選手のサポートをしていることが素晴らしいです。僕もいつかは会社として球団を持ちたいと考えているので、野球のクラブチームを持っている点でも共感しています。
Q3
C. 事業内容を詳しく教えてください
"『デュアルライフを全ての人へ』をコンセプトに、別荘の企画・設計・建築・販売・運用サービスの事業を全国展開しています。20代からアクティブシニアまで、全ての人が『日常と非日常』をバランスよく過ごすことにより心も豊かになり、更には将来の資産形成にもつながります。具体的事業としては
① 別荘のダイレクトビジネス ~ 自社設計、販売、建築、監理
② VC(ボランタリーチェーン)事業 ~ it`s House規格商品をRAKU TAPシステムにて全国のビルダー販売、施工、監理のHO(ヘッドオフィス)機能
③ システム開発 ~ 別荘(住宅)のDX化 別荘(住宅)をECサイトで契約からアフター迄完結できるプラットフォームの構築
④ 商品開発 ~ 別荘(住宅)規格商品だけでなく、(玄関ドア、キッチン、洗面、鉄骨階段、家具など)世の中にあるようで無い商品を自社開発
"
Q4
D. どんな学生でしたか
父は脱サラしスポーツ用品店を経営しながら少年野球の監督をしていました。僕は小1からそのチームに入団し野球に打ち込みました。中学時代も野球をやっていたのですが、一時は友達とやんちゃして「尾崎豊」の歌のような日々を送ったことも。バイクに興味があったので、中学卒業後は野球を辞めてバイクを乗り回したいと思っていました。ところが、母が中3の秋に亡くなり、その母の遺言に応えるため、高校は野球の強豪校・北海道桜丘(現北海道栄)に特待生で進学しました。寮生活のなか、毎朝寮から学校まで坂道を上り5㎞のランニング。学校が終わってからはグラウンド整備に練習と野球に明け暮れました。上級生との関係も本当にきつかったです。返事一つとっても面白くない返事をすると殴られるという日々ですから、社会人になってからの方がラクに感じました。勉強の記憶と言えば、中学校の英語の教科書「Hey, Mike. This is a pen.」しかないくらいです。笑
Q5
E. 学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください
高校は常に甲子園出場候補に挙がるような学校だったのですが、僕が3年生の時は出場が叶いませんでした。それでも、練習にプロのスカウトマンが来ていたので指名されるかな、と淡い期待を抱きましたがダメでしたね。大学や社会人野球チームからはスカウトが来ましたが、甲子園に出られなかった時点で「野球の神様に見放された」と感じ、高校卒業後は就職することにしました。監督には「お前が野球を辞めて何をするんだ?」と言われましたが、体で仕事を覚えるしかないと考え「大工になりたい」と伝えました。そして紹介されたのが住宅メーカーの東日本ハウス(現日本ハウスホールディングス)です。恐らく入社試験は0点だったでしょうし、大卒・短大卒しか採用しない中、「スーパー強力なコネ」で入社しました。そもそも、ハウスメーカーですから大工はいませんよね。笑 入社後は営業に配属され、18歳ながらインターホンを押して「家を建てませんか」と何十軒・何百軒と飛び込み営業を行いました。相手に18歳と知れたら信用されないため、アイパーをかけてスーツをビシッと着用し、お客様からの質問にはその日中に手紙を書いて夜中にお宅に投函していました。その積み重ねが功を奏し同期では全国で2番目に早く初受注を獲得しました。その後も順調に成績を伸ばし、29歳には転職します。その後数社を渡り歩き紆余曲折ののち、2021年にit’s HOUSEの代表取締役社長に就任しました。
Q6
F. 最近感情が動いたエピソード
小1になる6歳の息子が野球に興味を持ってくれたことです。息子が生まれたとき、名入りグローブを作ったほど、息子に野球を託していました。そんな僕の思いをよそに、これまでバスケやサッカーには興味を持っても、野球には見向きもしなかったのです。ところが、2023年のWBCを見て「大谷選手や村上選手、トラウト選手がかっこいい!」と野球に興味を持ってくれたのです!今では毎週末一緒に野球をしています。「メジャーリーガーになる!」という目標を持った息子の練習に付き合えるよう、自分も体力を維持しなくてはいけないな、と思っています。
Q7
G. 汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)
「経営の危機」どころか「人生の危機」と呼べるものがありました。ホーメストの代表取締役を務めていたときに起きた「スルガ銀行とかぼちゃの馬車」事件です。2016年、僕はホーメストの代表取締役に就任し順風満帆でした。当時、ホーメストはスマートデイズが運営するシェアハウス「かぼちゃの馬車」の建築工事を年間20~30棟ほど手がけていました。そんな中、2017年にスマートデイズとスルガ銀行による不動産オーナーへの不正融資問題が発覚しました。資金繰りが苦しくなったスマートデイズは倒産し、ホーメストも不正に関わっていると訴えられ、37億円の売上のうち9億円が入金されず倒産に追い込まれました。僕自身、若いころに親が死んでいるので命の大切さは身に染みて分かっているのですが、そんな僕があまりにも辛い状況に陥り、初めて「自殺」まで考えました。それまで30年間この業界でやってきたけれど、住宅の神様は僕にダメだって言ったのかな。そんな風に思いましたね。
Q8
H. 経営危機をどのように乗り越えましたか
かぼちゃの馬車事件前までは毎日何十・何百と自分宛の連絡が来ていたのですが、その日を境にぱったりと交友関係が途絶え、誰からも連絡がこなくなりました。そんな中、即座に声をかけてくれた方がLIVNEXグループの代表取締役・笹川順平さんです。笹川さんは、住宅事業を立ち上げたいので「役員になってくれませんか?」と提案してくれました。こうして僕は2019年にLIVNEX HOUSEの代表取締役に就任することになります。私にとって人生で最大の挫折の直後に、このような声がけをして頂いた笹川さんには感謝しかありません。
Q9
I. 社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い
LIVNEX HOUSE創業から3年程経ち、笹川さんから「八島さん、オーナー社長になって下さい。」とお話し頂きました。前職で色々ありましたし、資本力もない僕が会社を買い取って完全オーナーになることになりましたので、社員にはグループに残ってもいいし、僕が代表になる新会社「it’s HOUSE」に来ても、どちらでも良いよと伝えました。僕からしたら絶対安心なのはLIVNEXグループですから、半分くらいの社員はグループに残ると思っていました。ところが10人全員が僕に付いてきてくれたんです。社長としてこれ以上嬉しいことはないですよね。会社はこれからIPOする予定ですが「八島さんに付いていって良かった」と思ってもらえる5年後、10年後を作っていきたいと思います。
Q10
J. リーダーシップのスタイル
日本ハウスホールディングスに勤務していた時代は、マイスター制度という子弟制度がありました。年齢に関係なく、入社2年目の先輩が新入社員の指導員になります。僕自身入社2年目の19歳のときには大卒の新入社員の面倒をみていました。ヒヨコみたいなもので、パカっと卵が割れて最初に見た相手を親と認識するかのように、彼らも新卒で出会った指導員の僕の教えや営業スタイルを実行しました。トップ営業マンに教わると後輩もトップ営業マンになります。「八島さんに教わったから受注取れました!」と言ってくれる人が増え「右向け右!こっち行くぞ」と言えば「分かりました!」と付いてきてくれるチームが自然とできていきます。
Q11
K. 事業を通して実現したい夢
「デュアルライフをすべての人に」を合言葉に事業を推進しています。富裕層だけが別荘ライフを楽しむのではなく、20~30代の若者がセカンドハウスを持っているのが当たり前の世の中にしていきます。ところが、セカンドハウスを持っていても年間20~30日しか使わないという人がほとんどです。僕が提案しているのは、使わない期間はうちの会社に無償で貸してくれたら、その間貸別荘として運用しその収益をフィフティフィフティでシェアするというものです。軽井沢ならハイシーズンは2LDKを1泊10万円で貸せます。リネン・アメニティ交換や清掃に3万円かかったとしても7万円の収益がでます。それを貸主さんとうちの会社でシェアすれば、何もしなくてもオーナーさんには1泊35,000円が入ります。皆さんにお伝えしているのは、もしまだ家を持っていなかったらまず別荘を買うということ。別荘を買って貸せば収益が生まれ副収入になり、その後家を買うためのローンも借りられる。これは金融の話なんです。僕自身24歳の時にアパートを建てましたが、月々30万円の収入が入るのでお金を借りられ、25歳の時に家を建てることができました。
Q12
L. 夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり
古き良きものは残さないといけないと思っている世代ですが、常に当たり前を当たり前と思わないようにしています。「あるある」なんですけど、住宅会社って自分たちの売りたいものを押し付けてしまうんです。でも本来ならそんな押しつけは要りません。20~30代に買ってほしいなら20~30代はどういうことを考え、どんなライフスタイルを送っているのかをリサーチし、よく知ったうえで「こういうのがほしいよね」と提案するべきです。例えば魚焼きグリルって使っていますか?と聞くと6割の人が「使わない」と答えます。じゃあ魚を食べないのかというとそうではない。家電調理器で焼いているんです。それなら魚焼きグリルはなくてもいいのではと考え、当社のキッチンは魚焼きグリルを無くし、その分コンロは四口を標準にしました。キッチンも家具のようにしたいという思いもあります。魚焼きグリルがあるだけで「キッチン」の主張が強くなるので、デザイン的にも無い方が良いと思っています。
Q13
M. 社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること
うちの会社が提案している家はSDGsの家です。ソーラーパネル搭載・蓄電池完備で光熱費はかからない、内外壁はサイディングやクロスを使わず全て漆喰です。サッシは木製でトリプルガラス。長い目で見たとき「20年で壊す2,000万円の家」か「ちょっと高いけど100年もつ2,500万円の家」どちらが良いでしょうか?
Q14
N. 自社の強み、面白い制度
住宅業界はレッドオーシャン、住宅メーカーはたくさんあります。しかし「別荘といえば?」と聞かれたら、皆さん思いつく会社はないでしょう。ライフスタイルを変え、20~30代がふつうにセカンドハウスを買える、しかもECサイトから買える時代にしていきたいです。ミニマルで豊かな暮らしを提唱し、別荘はワンルームからオリジナルの規格を用意。「別荘といえばit’s HOUSE」と言っていただける会社を目指しています。
Q15
O. 若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ
若い時にしかできないことって沢山あると思います。有給休暇も入れると、年間150日くらい休みがあることになります。勤務時間を考えても、毎日6時に帰るとなるとその限られた日数・時間内にパフォーマンスを出すことは相当きついのではないでしょうか。僕は1日16時間働き、休みもほとんど取りませんでした。つまり人の3倍働きました。それでようやく人の1.5~2倍の成果が出せたくらいです。若い人が不運なのは、いっぱい働きたいと思っても労基でダメと言われてしまうところです、会社が罰則を受けてしまいますから。だからこそ、自分に力を付けることを考えてほしいです。自分に力を付けるとはどういうことなのか、自分自身で真剣に考え答えを出し、行動すること。その行動が正しければ一つ目標をクリアし次のステップに行けます。間違っていたら、周りの先輩がきっと修正してくれますから。
Q16
P. 家族へのメッセージ
ホーメストが倒産した時、周囲の目もあり家族を辛い目に合わせてしまいましたが、結果的に僕は妻と子どもがいたから危機を乗り越えられ、今も頑張れています。息子がいるだけで「踏ん張らなきゃ」と思えました。順風満帆だった時は、息子に癒される瞬間はあってもそこまでの価値を感じることもできていませんでした。妻にも「離婚したい」と言われたら「そうですよね、分かりました」と言わなければならない状況でしたから。今では本当に「大変な時に一緒にいてくれてありがとう」と思っています。
Q17
Q. 社長の推しポイント ※社員さんからのコメント
"八島社長と言えば?と社員に聞いた「推し!」は、第一に義理堅い人です。お客様や取引先、社員にも損得を優先せず、約束事は必ず守ります。自ら、北海道から九州・沖縄まで、お客様の土地を見に行ったり、加盟店に訪問したり、フットワークの軽さもピカイチです。立場上、どうしても出席しなければならない会食が重なってしまうことも…そんな時はハシゴしてでも参加します、笑。そしてお客様の不利益になることは絶対にしません。社員が判断に迷った時も、お客様にとって一番ベストな方法にしなさい、と常に言われます。それは当社の商品開発にも言えることです。当社はキッチンや洗面化粧台といった設備、収納ベッドなどの家具も自社で開発しています。それはお客様にとって、性能・デザイン・価格面で本当に勧められる製品がなければ自分たちで作るという社長の考えからです。社長は30年以上住宅業界にいて住宅のことは熟知していますが、常に探究心を持って日本だけでなく海外にも目を向け、新しい技術やプロダクトを見つけては私たちに共有してくれます。私たちが、そのスピード感についていけるように頑張らないといけないですね!
COMPANY PROFILE
- 社名
- 株式会社 it's House
- 設立
- 2019年
- 社長就任
- 2019年
- 業種
- 建設業
- 事業内容
- IT, 商品づくり, 商品ラインナップ, 新規事業開拓, 別荘販売
- 提供価値
- 他にはない価値観で本当に良い家を提供する
- 本社
- 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F CIC Tokyo
- 活動エリア
- 東京都
- 社員数
- 10名
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- 中途