


PROFILE
企業名
株式会社赤堀パッキング
お名前
赤堀仁
生年月日
1973年2月13日
出身地(都道府県)
東京都
出身校
駒沢大学
あだ名
アニキ
自分の名前の由来
情け深く、思いやりがあり、寛容である人になってもらうように
キャッチコピー
チャラそうだけど真面目なオヤジ
夢
日本を支える工業、製造業の未来を明るく誇れる業種に!!
社名の由来
地位tが考えた社名です
人生成分6つのキーワード
ゴム、サーフィン、両親、仲間、大阪修行、2代目
部活、特技
サーフィン、トーク
趣味
飲み会(主催)
尊敬する人
両親
好きな映画
ターミネーター
人生のバイブル
吉田聡著『湘南爆走族★』
テーマカラー
赤
ゲンかつぎアイテム
時計
パワー飯
ビリーザキッドの大衆ステーキ
好きなお菓子
ポテチ(コンソメ)
底力の源
チャレンジ&好奇心
カラオケ十八番
福山雅治『スコール』
苦しいとき励みになった経営のテーマソング
爆走スランプ『RUNNER』
自分を動物に例えると
龍
好きなファッションブランド
GUCCI
子どもの頃の夢
社長
生まれ変わったら何になりたい
自分
休みの日の過ごし方
ショッピング
CEO STORY

あなたを良く知る人物に紹介してもらってください(他己紹介)
入社4年目の社員、鳥居真之介(とりいしんのすけ)さん談。ボスと呼んでいます。兄貴分ではないけれど、いつもドンと構えていてオーラがあります。「この人についていけば間違いない」と思わせてくれる人で惚れています。保守的なゴム業界ですが、そんな中で新しいことを常に取り入れようと努力しています。ずっと、ついて行きます。

上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか
古くからの友人で、以前は別の会社に勤めていました。思うことがあり悩んでいた時期に、ヘッドハンティングをしました。以前からよく遊んでいたので、プライベートもよく知っています(普通、社員のプライベートは、あまり知らないのですが)。身内のような、頼れる存在です。これからも、ついてきてほしいです。

どんな学生でしたか
『ビーバップハイスクール』全盛期で目立ちたがり屋のワル。ケンカは好きだけどいじめはしない守るタイプでした。でも真面目で、勉強はきちんとしていましたね。自宅の真下が工場(こうば)で、その隣がリビングという環境。小学1年生から家業を手伝っていました。ゴムを加工する際に出るゴミを片付け、製品1個につき1円のお小遣いでしたが、300円もらえるくらい頑張りました。高校1年生から大学卒業までも家業のアルバイトをしていました。2代目のスーパーボンボンのはずなのにお小遣いは無しで、自分で稼げと言われていました。お金のために一所懸命やりましたね。

学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください
中学生のとき、父から「父さんは中卒だ。周りの社長は大卒が多くて、バカにされることがある。お前は大学に進学しろ。でも、大学は勉強だけじゃなく、友だちを作るところだ」と言われました。友人の中で、大卒は私一人。高卒も少なかったです。そんな状況で「俺は大学に行くために勉強するから」と宣言。強かったからか、いじめられることはありませんでした。駒澤大学の附属高校から、エスカレーター式で大学へ進学。経済学部経営学科に進学し、1、2年生で単位の大半を取得、3、4年生は週に1回程度の通学で、それ以外はアルバイトをしていました。就職先は、父が仕入れ先に依頼し、大阪府の加工メーカーを紹介してもらいました。ゴム業界は、関西がメインで技術も強いです。通常ライバル会社の息子は入れてもらえないのですが、父の会社が小さいこともあって入社できたようです。ちなみにその会社は、従業員50人ほどの業界でナンバー1に入るところです。ゴムの練り方や精製、営業を学びました。2年修業し、25歳で父の会社に営業職として入社。36歳で代表取締役に就任しました。

汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)
社長に就任したのが2009年6月。その少し前、2008年9月にリーマンショックで売上が約30%落ちました。5月と11月にボーナスを支給するのですが、払えずに悩みました。そうでなくても、私はお金を触ったことのない未熟な経営者。しかも父からは「今日から営業だからお客さんは自分で探してきて。」「営業はセンス。やっていれば分かる。経営は四則計算ができればOK」と言われただけでしたので。

経営危機をどのように乗り越えましたか
社長に就任してすぐの頃、スタッフにボーナスを支給できませんでした。この時、給料を下げる、ボーナスが支給できない、この2つは社長としてやってはいけないことだと強く思いました。とにかく試行錯誤と勉強を繰り返し、社員と話し合った結果、翌年は売り上げを上げることができました。社長として苦労するところから始まったことは、今では良かったなと思っています。

最近感情が動いたエピソード
楽しくない話ですが…。社員が何も言わずにお歳暮に冷凍の牛肉を送ってくれたのですが、他の社員が冷蔵庫に入れて傷んでしまい、年明けに出社したころにはもう食べられない状況になっていました。これは人の気持ちを無にしていることなので、弁償させて叱りました。この出来事を受けて、社員を人として教育することが大事だと感じました。

社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い
社員は子どもであり仲間、私は兄であり父。一緒に成長していきたいと思っています。経理に髪をピンク色にしている女性社員がいるのですが、それもOKです。社員は現在35名。あと10名ほど増やしたいとは考えていますが、規模を広げすぎると利益が出せないので、雇うのは49名までと決めています。

リーダーシップのスタイル
「俺について来い」というよりは、自分でまとめたりしたいタイプです。そして、ハッキリものを言います。今は自分が動かず社員に任せるようにはしていますが、先頭には立ちます。

事業を通して実現したい夢
事業を通して、ものづくり(製造業)の将来を明るくしたいです。良い技術を持っている中小企業はたくさんあるのに、日の目を見ないことが多いのです。テレビなどで取り上げられることも少ないので、私が広告塔になってものづくりの良さをアピールし、3K(キツイ、汚い、危険)のイメージを変えていきたいです。

夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり
有言実行であることと、積み上げた信用があることです。仕事も人間関係も信頼第一です。ありがたいことにオーラがあると言われ、派手な外見ですが、こう見えて真面目です。このギャップをいかして、社長のようになりたいと思ってもらえれば嬉しいです。目立つとしっかりしなきゃ、頑張らなきゃと思えるので、悪いことではないと思っています。

社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること
会社としての社会貢献は、社員を幸せにすることと、税金を納めて経済を回すことです。
また、元気クラブという経営者同士をつなぐクラブを作っています。人との関わりが好きですし、それぞれのビジネスが発展に繋がればとの思いで行っています。

自社の強み、面白い制度
自社の強みは、高品質、超スピードです(超特急加工、という23区内限定で当日即納サービスをしています)。製品は1個から、多種多様な寸法に対応するのでリピート率は5~6割です。社内制度は、年4回コミュニケーションを図るためにイベントを開いています。
本社2階に赤堀カフェというスペースがあり、月1回会社負担で飲み会をしていいことになっていて、7名の幹部に主宰を任せています。フロアごと、チームごとの飲み会もできます。

若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ
いわゆるZ世代と私とは感覚が違います。でもそれを踏まえた上で伝えたいことは、日本の将来を盛り上げてほしい、ということです。今のままでは、海外に負けてしまいます。ハングリー精神を持ち、失敗を恐れずにいろいろなことにチャレンジしてほしいです。

家族へのメッセージ
父と母へ。それぞれのDNAの良いところを授けてくれてありがとう。仕事の面では父からいろいろなことを受け継ぎました。仕事以外のことは、母から学びました。幼少のころ剣道や習字を習わせてもらったおかげで、礼儀や挨拶の大切さを学びました。挨拶は、社内でも大切にしていることの一つです。
COMPANY PROFILE
- 社名
- 株式会社赤堀パッキング
- 本社
- 東京都
- 活動エリア
- 東京 全国
- 設立
- 1971年6月
- 社長就任
- 2009年6月(2代目)
- 業種
- 製造業
- 事業内容
- 工業用ゴム、スポンジの加工・販売
- 提供価値
- 人の暮らしを影で支える
- 社員数
- 40名
- 採用情報
- 新卒、中途