東京都
株式会社カーライフサービス多摩車両
代表取締役社長
野口 博明
HIROAKI NOGUCHI
従業員幸福×技術力=お客様を幸せにする。
持続可能な地域に密着したカーライフサービスを提供し、この地域になくてはならない会社にしていきたいです。以前は比較的ご年配のお客様のご利用が多かったのですが、最近はインターネット経由で若いお客様からお問い合わせをいただくことも増えています。車検や修理、点検だけでなく、季節的にはタイヤ交換でご利用いただくお客様も沢山いらっしゃいます。認知度としてはまだまだ伸ばせる余地があると思うので創業78年という長い社歴の中、今後は100年、さらにその先も目指して地域のみなさんに愛される会社にしていきたいです。
PROFILE
企業名
株式会社カーライフサービス多摩車両
お名前
野口 博明
生年月日
1970/03/16
出身地(都道府県)
東京都
出身校
東京都立武蔵村山高等学校(最終学歴)
あだ名
ぐっさん
自分の名前の由来
1970年万博+父親の一字明
キャッチコピー
育て上手の元トラック運ちゃん
夢
従業員幸福×技術力=お客様を幸せにする。
人生成分6つのキーワード
①トラック50 ②経営20 ③仲間・絆20 ④家族7 ⑤立川3
部活、特技
ハンドボール、レスポンス
趣味
今はなし
尊敬する人
両親
人生のバイブル
高校の先輩
テーマカラー
紺
パワー飯
鰍
好きなお菓子
プリッツ
底力の源
気持ち
自分を動物に例えると
くまさん
子どもの頃の夢
プロ野球選手
生まれ変わったら何になりたい
自分
休みの日の過ごし方
家事
VIDEO
ALBUM
CEO STORY
Q1
あなたを良く知る人物に紹介してもらってください(他己紹介)
野口社長は、上も横も下も全ての方向の人間関係にアサインできていて、誰からも懐かれる性格です。グループの基軸事業である物流と整備に欠かせない車両を熟知していて、知識が豊富。野口さんを一言で例えるなら「グループ内の情報屋さん」ですね。笑 車の手配について、グループをまたいで采配を振るうことができるので、グループ全体で一番情報を持っています。とっつきやすい、いじりやすい人柄なので、普通は入ってこない情報が入手できるのだと思います。人当たりの良さを全体に醸し出しつつ、ビジネスマンとしての厳しい顔も持っている。まさに能ある鷹は爪を隠すという感じですね。
Q2
上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか
親会社の取締役で、中小企業診断士としてカーライフサービス多摩車両の経営アドバイスをしている平田さんです。中小企業診断士として、廃業に陥りそうな価値ある企業を救うことに全力な人です。柔らかい物腰でこれまで怒ったところは見たことがありません。本人は「鈍感力が高くて怒りのレベルに達しない」そうですが、経営者視点で厳しい目を持っているので、カーライフサービス多摩車両では財務、経理、資産周りで全幅の信頼を置いています。つばさグループ全体ではかなりのタスクを持っているにも関わらず、穏やかによくこなしているなぁと尊敬しています。
Q3
どんな学生でしたか
中学までは野球でしたが、野球肘になってしまったので高校でハンドボール部に入りました。通っていた中学が元々ハンドボールの盛んな学校で、野球部とハンドボール部でハンドボールの練習試合をすることがあったため、競技には慣れ親しんでいたんです。ハンドボール部では部長としてみんなをまとめていました。振り返ると、昔からグループ内でリーダーになることが多く、応援団長を務めたこともありましたね。思い出深い出来事といえば、3年生のときの新入生部活説明会です。そこで全体の運営委員長を任されたことがあります。全校生徒の前でぶっつけ本番のスピーチをするのですが、それがものすごく嫌だった記憶があります。大勢の前で話をするのは本当に苦手でした。
Q4
学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください
高校を卒業してすぐ車に慣れるため、土建業を営む親戚のところで2か月ほどお世話になりました。3月に運転免許を取得し4月には2tトラックを、その1か月後には4tトラックを運転していました。その後運送会社へ就職します。就職した運送会社というのが、今の会社のグループでもある「つばさロジスティックス株式会社」の前身にあたる会社でした。そこで2tトラックや4tトラックに乗り、管理者をしながら大型トラックにも乗っていました。30歳代前半に部長職となり、42歳で分社した運送会社の代表取締役に就任。同時に現「つばさロジスティクス株式会社」の役員となりました。その後M&Aで取得した会社の代表取締役を経て、昨年は千葉にある「エールロジスティクス株式会社」の代表取締役に。そして今回株主総会の承認をいただき7月には「株式会社カーライフサービス多摩車両(以下、多摩車両)」の代表取締役に就任となります。
Q5
最近感情が動いたエピソード
「多摩車両」の社員たちは以前から名前も顔も知っていましたが、近くで一緒に仕事をしてみると、想像以上にみなが話しかけてくれます。はじめは承認欲求が強いのかとも思いましたが、話を聞いているうちに今まで話をする場がなかったのだと感じました。自分と話すことでそういった場ができているのであれば、自分がこの会社に来た甲斐があったと感じるので、もっともっと社員と話をして会社を作り上げていこうと思います。
Q6
汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)
我々のグループが普段M&Aで取得している会社は元々業績の悪いところが多く、翌月の資金がショートして回らないということが頻繁にあります。以前、事業再生を手掛けた会社が2社ほどあるのですが、そのうちの1社は資金繰りが本当に大変で翌月のキャッシュをつくるために車などの資産を売却しなければならないこともありました。
Q7
経営危機をどのように乗り越えましたか
グループで事業をしている強みとして、全体で資金を融通し合いながら展開できるということが挙げられます。1つの会社が危機的状況でもスケールメリットをいかして回避することが可能です。事業再生で赤字の会社を黒字に転換するプロセスでは仕事自体の付け替え(業務の転換)をすることもあります。例えばユニットハウスを現地まで運んで組み立てるという仕事がありました。全盛期は良かったのですが、そのうち月に5回くらいの仕事になってしまいます。それでも昔からの付き合いだからと利益度返しでそのために車を1台置いておく、人を1人置いておく、そんな状態でした。昔からの付き合いだからと利益の出ない仕事を請け負うのではなく、定期契約にする、荷主を替えるなど利益が出る形を模索し黒字へと転換させていきます。
Q8
社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い
「多摩車両」には着任したばかりなので、社員とのエピソードについては正直まだこれといったものがありません。しかし社員への思いとしては、昨今の社会情勢によりさまざまな物価が上昇している中で、少しでも豊かな生活を送ってもらい幸福度を高められるようにしたいと思います。幸福度という点では福利厚生などもそうですが、社員の皆さんとしてはお給料が一番だと思いますのでそこもきちんと考えていきたいです。
Q9
リーダーシップのスタイル
ズバリ「有言実行」です。今まで様々な会社や人とお話をさせていただきましたが、やはり社員がリーダーに抱く不満というと「約束事を守ってくれない」「言ったのにやってくれない」ということが大半でした。昔も今もそういった声は自分のもとにも届いています。そこで自分は「言ったからには必ず実行する」という信念をもって仕事にあたっています。仮に自分が社員という立場で働いていたら、有言実行する上司はやはり頼もしいですし、付いていきたいと思いますからね。
Q10
事業を通して実現したい夢
一番は持続可能な地域に密着したカーライフサービスを提供し、この地域になくてはならない会社にしていきたいです。以前は比較的ご年配のお客様のご利用が多かったのですが、最近はインターネット経由で若いお客様からお問い合わせをいただくことも増えています。車検や修理、点検だけでなく、季節的にはタイヤ交換でご利用いただくお客様も沢山いらっしゃいます。創業以来長くこの地域で営業させていただき、沢山のお客様にご利用いただいておりますが、認知度としてはまだまだ伸ばせる余地があると思っています。創業78年という長い社歴があるので、今後は100年、さらにその先も目指して地域のみなさんに愛される会社にしていきたいです。
Q11
夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり
18歳のころからずっとトラックに関わってきていますので、トラックの整備や販売、買取りなどについては知識も経験も実績も豊富にあります。こういったノウハウを活かしながら、さらに充実させることで経営の安定化を図ることができ、強みになると考えています。例えば整備面だけで比較してもトラックは乗用車よりも利益率が高く非常に効率が良いアイテムになります。またグループでも「つばさロジスティクス株式会社」という大きな物流の会社があり、車両の入れ替えや整備などが毎年あります。基本トラックの案件については同じグループ会社である「FUロジテック株式会社」が取り扱っているのですが、その一部は「多摩車両」にも回ります。「多摩車両」としては、そのグループ会社の案件も大きな資源になりますので、グループのスケールメリットがここでもアドバンテージとなるのです。
Q12
社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること
実行していることとしては、主に3点あります。
・環境問題への取り組み(CO2排出削減、代替フロン削減)
・人材育成への取り組み(資格取得支援、スキル人間力向上研修)
・地域貢献(地域イベントへの積極的な参加とベンチマーク受入れ、清掃活動)
Q13
自社の強み、面白い制度
「多摩車両」には食堂のようなみんなが集まれるスペースがあります。特にそこで食事を作って出すようなことはしていませんが、お昼の時間になると社員のみなさんがそこに集まりお弁当を食べたり、談笑をしたりします。自分は元々トラックドライバーでいつも一人で行動するのが当たり前でしたので、とても新鮮に感じる慣習でした。こうした一つのスペースにみんなが集まって話をするというのは、様々な話題も生まれ非常に有意義だと感じます。今度自分も機会を見つけて参加してみようと思っています。
Q14
若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ
自分は高校を卒業してトラックの運転手からスタートし、様々な経験を経て今の役職に就いています。これからの若い人たちにも、ぜひ取締役や社長を目指してもらいたいです。また会社自体もそれをサポートできるような組織体制にしなければならないと考えています。グループである「つばさホールディングス株式会社」では、若い人材を未来の経営者へと育てる「ヒト☆ピカ経営・プレジデントスクール」というものがあります。このスクールは、社員にやる気さえあれば誰でも参加することができます。社長になるための下地作りや“在り方”などを半年間学び、将来グループ会社の要職へ登用されていくというもので、スクール卒業後、3年で役員や代表者になる道筋があります。ホールディングスとグループ、関連会社で101人の社長を生み出すという長期的な目標は、グループ全体のコンセンサスとなっています。こういった制度も大いに活用していただき、ぜひ多くの人に社長を目指していただきたいですね。
Q15
家族へのメッセージ
妻へのメッセージになりますが、日頃から食事や様々な場面でサポートをしてくれることにすごく感謝しています。あと何年仕事をするか分かりませんが体が資本になりますので、その辺りのケアも含め今後もあらゆる面でのサポートをお願いします。
COMPANY PROFILE
- 社名
- 株式会社カーライフサービス多摩車両
- 設立
- 1945年
- 社長就任
- 2023年
- 業種
- サービス、自動車整備・販売
- 事業内容
- 自動車整備・販売業
- 提供価値
- 安心・安全なカーライフ
- 本社
- 東京都昭島市美堀町4丁目3−1
- 活動エリア
- 東京 多摩地域
- 社員数
- ~30名
- 採用情報
- 新卒, 中途