PROFILE
企業名
株式会社Karigo
お名前
片岡 大宜
生年月日
1979年1月18日
出身地(都道府県)
北海道
出身校
北海道教育大学
あだ名
ヒゲ
キャッチコピー
ギャップ萌えさせるチョイ悪オヤジ
夢
日本をより起業しやすくしたい
社名の由来
創業時のタイミングで目の前にあった船の名前がKarigo、つまり縁
人生成分6つのキーワード
コーラ、映画、筋トレ、家族、麻雀、教育
部活、特技
サッカー
趣味
バイク
尊敬する人
親
好きな映画
ウォーキングデッド
人生のバイブル
史村翔原作、池上遼一作画『サンクチュアリ』
テーマカラー
黒
ゲンかつぎアイテム
神頼みはしないタイプ
パワー飯
マウントレーニア
好きなお菓子
マウントレーニア(飲み物ですが、、)
底力の源
幸せになりたい乙女心
苦しいとき励みになった経営のテーマソング
175R『空に唄えば』
自分を動物に例えると
さる
好きなファッションブランド
ユニクロ
子どもの頃の夢
学校教諭
生まれ変わったら何になりたい
また自分になりたい
休みの日の過ごし方
バイク
CEO STORY
Q1
あなたを良く知る人物に紹介してもらってください(他己紹介)
大きい器量で社員の成長と会社の利益を追求する、優しさと厳しさを持った漢。お酒に弱いため、その分社内コミュニケーションを大切にする事で、社員の心をがっちり鷲掴みにするのが得意。チョットだけ、体力が低いので最近では筋トレを開始したため、細マッチョになるにつれて見た目が『悪い漢』に近づいているのが最近の悩みです。
Q2
上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか
弊社の従業員で、7〜8年間一緒に仕事をしてきました。私は元々Karigoを含む5社の雇われ社長をやっていましたが、Karigoを買い独立した形になります。その当時からKarigoの事業責任者を任せていました。4社の代表を辞めて今はKarigoだけ経営しているので、元々300人の従業員を抱えていたのが現在は10数人ほど。正直月に1回くらいしか会社には行ってないんです。従業員には「ただの怖い社長だ」と思われているかも。
Q3
どんな学生でしたか
何も考えず学校にも行かない、女の子と麻雀とバイクが好きな学生でした。そんな自分ですが、学校の先生になるのが夢だったので、教育大学に進学したんです。それなのに教育実習の前の日に出会った女の子に夢中になり、教育実習を忘れるという大失態を犯します。教員免許を取らなくても卒業ができる学部だったということもあり、結局免許を取らずに卒業。その後、塾の先生になりました。
Q4
学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください
新卒で入った塾の会社に、20年ほど勤めていました。塾のほかにリフォームやサッカースクールなど事業部が10個ほどある会社でした。成果主義でとにかく結果を求められる文化。毎日15時間、3年くらい休みなしでマシンのように働きました。偉くなりたいわけではなかったのですが、どんどん仕事が回ってきて、38歳の時には雇われ社長に。42歳で前の会社からKarigoの株を買って独立。実はKarigoは、雇われ社長時代に自分が買った会社で、起業を支援する会社なんです。お客さんが皆社長で、夢を持っている人たちですからワクワクしますし、人に依存しない仕組みを作れるというのも魅力的だと感じました。
Q5
最近感情が動いたエピソード
これから起業したいと思っている若者の資金調達支援や人脈支援をいくつか行っています。話を聞いていると、若い子の考えるビジネスが、私の考えるものとは全くかけ離れた斬新なものなんです。「社会をより良くしたい」と本気で思いソリューションを考えている純粋さに感動しました。「SDGsって所詮、綺麗事だよね」「結局お金でしょ」という大人の汚さに負けていない。大きな会社の経営者よりも心に響く思いを持っているなぁと感じました。
Q6
汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)
経営危機ではないのですが、独立する時が一番大変だったかなと思います。5社総勢300人ほどの従業員の社長をしていた中で、自分が抜けるということには正直抵抗がありました。会社を買うということで、何億円ものお金を工面するという苦労もありますが、それ以上に、これまで20年以上付き合ってきた人たちと別れるということに葛藤がありました。独立してからは塩(CEO)味がないんですよね。今は正直ハチミツ味かも。
Q7
経営危機をどのように乗り越えましたか
新卒から20年間お世話になった会社なので、独立をする際には本当に悩みました。10年もすれば、いずれは株主になり会社を引き継ぐこともあるかもしれない、という考えも頭をよぎりました。それでも最終的には独立を決断。次のステージに挑戦する姿を皆に見せることで、前の会社の人にも今の会社の人にも良い影響を与えることができるのではないかと思いました。「自分の人生を生きろ」というメッセージでもあります。
Q8
社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い
現在、従業員は男性社員3人と女性8人です。65歳の女性の従業員がいるのですが、サービスへの問い合わせや本人確認チェックを行ってくれています。バーチャルオフィスの事務所を貸す事業を行っていますが、本人確認のチェックが銀行と同じくらい厳しいのでその辺りを担ってもらっています。実は、61歳の時に「65歳で辞めます」と言われたんですが「75歳までお願い」と伝えたら今も頑張ってくれています。ちなみに、起業を支援する会社ということもあり、会社内で起業することを推進しています。やりたい事業があれば会社を作り社長になって、給料じゃなく業務委託費で払うという仕組みです。望む人は社内起業をして、みんな社長になったらいいと思っています。
Q9
リーダーシップのスタイル
私の指示で動くというよりは「こうやりたい」「ああやりたい」を社員から出してもらい、動いてもらうという感じです。命令してしまったら、何も考えなくなってしまいます。結局、何も教えないことが一番の教育だと改めて思います。
Q10
事業を通して実現したい夢
「ハッピーに死にたい」と常に思っています。「いい人生だったな」と最後に振り返りたいんです。お金があっても仲間がいなかったらハッピーじゃない。私にとってハッピーかどうかは、夢中になれるものがあるかどうかなんですよね。でも人によっては、お金だったり趣味だったりと、ハッピーって人によって違う。それぞれの脳みそで「楽しい!」って思えるかどうか。みんなが「自分の幸せを追求しよう」と思えるような状態を作るのが、私のやりたいことです。
Q11
夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり
感情の一喜一憂がないことかな。昔よく「アイスマン」って言われていました。あまり周囲の感情に左右されず、自分の軸で判断することができるという点は強みかもしれません。メリットがあっても嫌な相手とは無理して付き合わないし、損失があると思っても好きな相手だったら助けるし。幸せに向かって突き進みます。
Q12
社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること
事業自体が社会貢献だと思っています。起業を支援するということは、夢を追いかけている人のサポートをして国力を高めてくことにつながるので。また、提供しているサービスにインターネットファクスがあります。このようなサービスが広がっていけば、ペーパーレスなど環境への配慮にもつながっていくと考えています。
Q13
自社の強み、面白い制度
バーチャルオフィス業界では老舗のKarigo。2006年にスタートし、延べ60,000社を超える企業様にご利用いただいています。バーチャルオフィスという存在は、リモートワークの影響で少し広まってきましたが、犯罪の温床のイメージもいまだにあります。そこで、他社さんに先駆け、I S M S認証を取得するなど情報セキュリティを徹底して行っています。口座番号や住所など個人情報を預かるので、信頼が第一。また、56拠点と全国に店舗があるというのも大きな特徴です。
Q14
若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ
「失敗しても死ぬわけじゃない」ということは伝えたいです。会社の人間関係に悩む人が多いですが、会社なんてどうでもいいよと思って生きた方がいい。100円で会社作れる時代ですから。全員社長になって、自分のやりたいことに挑戦したらいいと心から思います。
Q15
家族へのメッセージ
家族と仕事は切り離して考えています。妻は自分が社長になったこともしばらく知らなかったですし、何億円も借金したことも後から伝えました。ただ信頼はしてくれているとは思います。
COMPANY PROFILE
- 社名
- 株式会社Karigo
- 設立
- 2006年8月
- 社長就任
- 2006年8月(創業)
- 業種
- サービス業
- 事業内容
- バーチャルオフィス事業、インターネットFAX事業、バックオフィス事業
- 提供価値
- 永久的に挑戦する人の時を創造する
- 本社
- 東京都
- 活動エリア
- 東京都 全国
- 社員数
- 6名
- 採用情報
- 中途