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東京都

株式会社バリュースタッフ

代表取締役

森本 光春

MITSUHARU MORIMOTO

関わってくれる人
皆を幸せにしたい

お金以外の部分で「人に喜んでもらうこと」が自分の存在理由や喜びです。現代は「作業効率よく稼ぐ」ことばかりがクローズアップされていますが、コロナの時期、ホテルなどで働く社員の3割が退職し、求人をいくら出しても人が集まらない状況になりました。日本を6千万人の観光立国にするため、その環境や人材作りを行い、業界の危機に貢献していきたいです。

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PROFILE

  • 企業名

    株式会社バリュースタッフ

  • お名前

    森本 光春

  • 生年月日

    1974年1月3日

  • 出身地(都道府県)

    岡山県

  • 出身校

    岡山県岡山操山高校

  • あだ名

    あーる

  • 自分の名前の由来

    新春に生まれたのでめでたい名前になっています。画数とかは選ばれてるみたいです。

  • キャッチコピー

    しんどい時は足を出せ!前進し続け勝つ男

  • 関わってくれる人 皆を幸せにしたい

  • 社名の由来

    スタッフに価値があるというところを明確にし、働く人の価値を追求する会社でありたかったからです。

  • 人生成分6つのキーワード

    仕事、キングダム、家族・猫、射撃、筋トレ、グルメ

  • 部活、特技

    剣道

  • 趣味

    ゴルフ、スキー、射撃、狩猟

  • 尊敬する人

    自分以外の人ほとんど

  • 好きな映画

    HEAT、ワイルドスピード、ゴッドファーザー

  • 人生のバイブル

    特になし

  • テーマカラー

    オレンジ

  • ゲンかつぎアイテム

    鈴(家)、馬の蹄鉄のお守り(車)、鰐のはく製(祖父からの譲りもの)

  • パワー飯

    鉄板焼き

  • 好きなお菓子

    ロータスのクッキー、虎屋の羊羹(新緑)

  • 底力の源

    暴食

  • カラオケ十八番

    聞き上手です。

  • 苦しいとき励みになった経営のテーマソング

    映画ゴッドファーザーより『愛のテーマ』

  • 自分を動物に例えると

  • 好きなファッションブランド

    靴屋の靴、時計屋の時計

  • 子どもの頃の夢

    自分のクルーザーを手に入れること

  • 生まれ変わったら何になりたい

  • 休みの日の過ごし方

    読書、物件見学、趣味の練習、食べ歩き

VIDEO

CEO STORY

Q1

あなたを良く知る人物に紹介してもらってください(他己紹介)

子ども心を忘れない、少年のような人です。憎めない素直さを持っていて、情が熱いがゆえに人が集まってくる不思議なオーラを持っています

Q2

上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか

1997 年の『ザ・リッツ・カールトン大阪』がオープンした当時、私が配ぜん人のキャプテンを担当している頃からのメンバーです。2 人ともキャプテンで、『ハイアットリージェンシー大阪』などでも一緒に仕事をしてきました。そして現在は、私の右腕として活躍してくれている人ですね。いろいろ紆余曲折ありましたが、一緒に乗り越えてきた存在です。

Q3

どんな学生でしたか

「目標が明確ではなかった学生」でした。将来何がしたいのか、仕事に対しての目標がなかったんです。岡山出身ですが、地域の特色もあり、周りの同級生は医師として親の跡を継ぐ子が多かったので異色だったかもしれません。ただ、自分の特徴でもある「粘り強さ」だけは誰にも負けませんでした。例えば、学年のマラソン大会ではいつも2位でしたし。「とにかく足を出せば勝てる」と粘り強く頑張りました。やると決めたことに対しては、人一倍力を発揮していたと思います。

Q4

学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください

将来像が漠然としていたので「海外に留学して自分を見つめ直そう」と考え、資金を稼ぐために「配ぜん」という仕事に出合います。その仕事を経験していく中で、「お客様から『ありがとう』と言っていただける楽しさ」を覚えました。また「年齢・経験関係なく評価される」ことが心地よく、「仕事をロジカルに考え人に指示を出す」仕事が自分は得意だということが分かったんです。19歳でキャプテンに抜擢され、『ハイアットリージェンシー大阪』『ザ・リッツ・カールトン大阪』でもキャプテンを経験しました。祖父や父親が経営者ということもあり26歳で独立を視野に入れ、一度業界を離れて別業界へいきますが、元の人材会社から声がかかったこともあり戻ることになりました。その後、東京の支店長に就任し『ザ・リッツ・カールトン東京』など諸々の取引は増えていきましたが、同時にトラブルも多くなり、「もっと働く人に喜んでもらえる会社を作りたい」と強く思ったことがきっかけで独立を決意しました。

Q5

汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)

創業した年にリーマンショックが起き、ついていないスタートでしたが、足を止めたら負けになってしまうので、学生時代のマラソンのように「しんどい時は足を出せ」の気持ちで踏ん張りました。東日本大地震の時も首都圏に関しては宴会もホテルも多くがクローズでしたし、新型コロナ感染症の影響は顕著でした。宴会は全てなくなりホテルも休業。売上は7割ダウンという2年間でした。

Q6

経営危機をどのように乗り越えましたか

2020年からのコロナ禍は創業してから13期目のタイミングでしたが、それまではずっと利益が出ていたんです。ですから、この2年で資金をだいぶ吐き出すことになりましたが、今のところは乗り越えることができています。この2年間を振り返ると「まっとうなことをまっとうにやることの大事さ」を痛感しましたね。仕入れも工場も必要なく、固定費が高いわけでもないので、シンプルに「自分たちが全力で現場に向かっていく」「いざとなったら飛び込んでいく」スタイルを貫きました。

Q7

社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い

仕事はその人を成長させるステージですから、ベクトルを合わせながら共に成長したいと考えています。コロナ禍にホテルの現場で知り合った学生の子がいました。彼女はホテル業界で働きたいという志望のもと配ぜんのスタッフをしていたのですが、コロナ蔓延で仕事がなくなってしまったということでした。そこで「新しい事業に参加しませんか」と声をかけたところ、そのままインターンで参加してくれることになり、現在は広報の責任者として活躍してくれています。このようなご縁を感じるメンバーが複数いて、とても感謝しています。

Q8

リーダーシップのスタイル

少人数のときと今でスタイルは変化してきました。現在の課題は、自分のリーダーシップだけではなく、周りの人のリーダーシップを育てることです。意識的に「どうしたいの」と聞くなど、諸々指揮をしなければならないと考えています。独裁者的な時期もありましたが、現在のナンバー2が入ってきてくれたタイミングで、「人に任せる」ということをできるようになりました。

Q9

事業を通して実現したい夢

今も昔も変わらずに「関わってくれる人を幸せにしたい」と考えています。お金以外の部分で、「人に喜んでもらうこと」が自分の存在理由や喜びに繋がると思います。自己肯定感も上がります。しかし、今の時代そこがあまり認知されていない。現在は「作業効率よく稼ぐ」ことばかりがクローズアップされていますよね。そこに危機感を感じています。このコロナの時期に、ホテルなどで働く社員の3割が退職し、求人をいくら出しても人が集まらない状況です。日本を6千万人の観光立国にしたいと政府が考えていたとしても、その環境や人材作りをきちんとしていかないと難しい。この業界の危機に貢献できること、それが夢ですね。

Q10

夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり

まず、マッチングプラットフォーム(ホテル・ブライダル専門のアルバイト探しアプリ『バリプラ』の運用など)を整えています。「2030年にはサービス業が大幅な人手不足になり、400万人ほど足りなくなる」と統計上出ているのですが私は諦めません。
どうしたらできるか前向きにしぶとく考えます。スキルや能力が足りなかったとしても「粘り強さ」が強みです。

Q11

社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること

私たちのパーパスとして、「ディーゼントワークを推進し世界をステキにする」というものがあります。ディーゼントワークは「働きがいのある人間らしい仕事」という意味で、その仕事は「人として成長し、感謝の気持ちや社会との繋がりを感じられるもの」だと考えています。SDGsの8番にもある、その価値をより多くの人に知ってもらいたい。また、創業期からある理念で、「働く人の地位向上を目指したい」、ということにもマッチします。さらに、今後海外の方が日本で働くこともあるでしょうし、日本人が海外で働くこともあるでしょう。日本のサービスをより良いものにして、日本人が評価されることも喜ばしいですし、外国籍の方も、日本のサービス業で働こうとした場合、そのチャンスに恵まれるようにしたいです。

Q12

自社の強み、面白い制度

自社の強みは「働く人に目を向ける」ということですかね。お客様に目を向ける、配慮する、のは当たり前ですが、「働く人に目を向ける会社」が今まではなかったと思います。この部分が起業しようと思ったきっかけでもありますし、私たちの強みだと思います。

Q13

若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ

自分には何もないと思っているのですが、仲間に恵まれたおかげで「自分が諦めなければ、必ず結果にたどり着く」と感じています。世の中不公平ですが、仕事に関しては意外と公平に評価される部分があるので「考え込まず動くこと」「挑戦し続けること」が大事です。100人中10人しか挑戦しない、そのうち1人しか挑戦し続けないといわれたりしますが、まさにその通りだと思います。だからこそ「ぜひ挑戦してほしい」。

Q14

家族へのメッセージ

34歳で独立したときから3年間は休めませんでしたし、それ以降もなかなか時間がとれず、少々後悔はあります。いつも支えてくれていて家族には本当に感謝しています。18歳と15歳、9歳の子どもがいまして、あまり父の背中を見ているようには感じないですが(笑)このまますくすくと成長してほしいです。

COMPANY PROFILE

社名
株式会社バリュースタッフ
設立
2008年
社長就任
2008年(創業)
業種
人材系SaaS
事業内容
接客サービス業の人材系SaaS
提供価値
ディーセントワークを推奨し、世界をステキに
本社
東京都
活動エリア
東京都 全国
社員数
41人(2022年4月時点)
採用情報
新卒、中途