PROFILE
企業名
YOKUMIRU株式会社
お名前
原 翔平
生年月日
1989年10月18日
出身地(都道府県)
東京都
出身校
帝京第三高等学校
あだ名
しょーへー
自分の名前の由来
私は平成元年生まれで、平成に翔びたつようにとつけられたそうです。
キャッチコピー
日本と世界を医療でつなぐ橋渡し
夢
日本発の「安心」で世界を満たす
社名の由来
医師が患者をよく診る(しっかり診察する)という意味からYOKUMIRUとなりました。
人生成分6つのキーワード
サッカー・寮生活、経営、社会貢献、ご縁、運、挫折、家族
部活、特技
サッカー部
趣味
スポーツ観戦、サッカー、カラオケ
尊敬する人
一つのことをやり抜き、目標や夢を実現する人
好きな映画
スラムダンク
人生のバイブル
高橋陽一『キャプテン翼』
テーマカラー
赤、紫
ゲンかつぎアイテム
赤パンツ
パワー飯
ラーメン
好きなお菓子
ポップコーン
底力の源
仲間、家族
カラオケ十八番
湘南乃風『曖歌』
苦しいとき励みになった経営のテーマソング
ゆず『栄光の架け橋』
自分を動物に例えると
犬
好きなファッションブランド
NIKE
子どもの頃の夢
サッカー選手
生まれ変わったら何になりたい
サッカー選手
休みの日の過ごし方
家族と過ごす
VIDEO
CEO STORY
Q1
A.あなたを良く知る人物に紹介してもらってください(他己紹介)
原さんとは、以前に勤めていた会社で一緒でした。今でもビジネスパートナーとしてお付き合いをさせて頂いています。当時はまだ20代半ばでしたが、持ち前の明るさと愛嬌で、クライアントから非常に人気がありました。以前の職場では全国各地への出張機会が多く、主に経営者層へ商材提案していたのですが、クライアントから毎度夕食をご馳走になっていたようで、美味しいものを食べ過ぎて体調管理に苦しんでいたこともありました。通常はクライアントから接待をしてもらえることなどないので、彼の愛される人柄ゆえのエピソードだと思います。また、根がとても実直で、目標に対して時間がかかっても努力できる人です。日本の将来や従業員のことを真剣に考え、経営者に毎日のように接する中で、頑張る人の健康をサポートする今のビジネスに辿り着いたのではないかなと察しています。素晴らしい仲間に囲まれていますし、これからも頑張ってほしいです。
Q2
B.上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか
竹原さんは、社会人になってからの自分をすべてを見ている唯一無二の存在であり、同志でもあります。新卒で入った資産コンサルの会社では、基本的に中途採用しかしていなかったので、部下が年上であることが多かったんです。竹原さんもその一人でした。当時私は20代半ばで、竹原さんは30代前半くらい。経験を積んできた人が新卒2、3年目の上司の下で働くのは、やりにくかったと思いますが、非常にバランス感覚が良い竹原さんは、私のリーダーシップを引き上げてくれました。その後、竹原さんは独立し、現在は私のビジネスパートナーに。法人営業のサービスやアライアンスの関係をお願いしていて、とても信頼しています。
Q3
C. 事業内容を詳しく教えてください
世界中どこにいても日本人医師に相談ができる
YOKUMIRU株式会社は「日本発の安心で世界を満たす」をビジョンに掲げ、2021年より海外オンライン医療相談サービス「YOKUMIRU」の提供を行っています。海外で活躍する日本人の方が抱える「どの病院に行って良いか分からない」、「受診をするだけで2週間以上かかる」、「医師に対して症状が説明できない」、「現地の医師に提案された治療法で良いの?」、「悩んでいることを理解してもらえない」などの健康や医療に関する不安を、日本人医師にオンラインで相談することで軽減することができます。海外駐在員やその家族、永住者、留学生、旅行者など様々な方に利用して頂いております。現在、60カ国以上に、3,000名以上の会員の方が登録されています。
●24時間いつでも予約可能
お手持ちのPCやスマホアプリを利用して、24時間いつでも相談予約が可能です。自室などから相談できるので通院の必要もなく、世界中にいる日本人専門医にビデオ通話を通じて1対1で相談ができます。滞在地のタイムゾーンを設定でき、時差を気にする必要もありません。
●様々な日本人専門医が選べる
内科、外科、整形外科、耳鼻咽喉科、産婦人科、皮膚科、小児科、総合診療科、神経内科(脳神経内科)、眼科、歯科・口腔外科、メンタルヘルスなど、世界中にいる約250名の日本人医師から選べます。
●様々なメニューから選択可能
気軽に利用できる15分から、じっくり話せる60分まで、様々なメニューが用意されていますので、ニーズに合わせて利用できます。
●相談後にも記録が確認できる
相談後に、医師が記入した「相談記録」を共有しますので、現地の病院で説明する際や、市販薬を買いに行くときなど「相談記録」をみながら対応が可能です。相談中にメモを取る必要もありません。
●留学や海外旅行向けのプランも
海外旅行保険に加入していても、利用できる病院が限られていたり、持病に使えなかったり、医師とのコミュニケーションに不安があるということも多いと思います。気になるときに早めにヨクミルで相談することで、心身の不安を解消し、重症化のリスクを軽減できます。
Q4
D.どんな学生でしたか
サッカーに明け暮れた学生時代でした。特に高校では寮生活をしていたので、3年間、朝から晩までサッカーをしていましたね。まとまった休みがとれて家に帰ったのは1、2回です。1年生の頃は、先輩がお風呂に入っていたら自分は入れず、練習が終わると先輩と自分の洗濯をする生活。そうすると、寝るのは深夜の2時か3時くらいです。翌朝は6時に起きて15キロ走るのできつかったですね。上下関係が厳しいこともあり、同級生は辞めていきました。1年生のときには40~50人いた部員も1カ月で半分になり、最後は15人くらいに。ですから、厳しい中でやり抜く力が培われたと思います。どんなに辛いことがあっても、自分が掲げた目標に対して歯を食いしばってやり遂げる。それは今の事業をやっていく中でいかされている力だと思います。
Q5
E.学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください
大学卒業後、資産コンサルの会社に就職しました。大学4年まで17年サッカーを続けてきたので、プロを目指していました。ところが、声を掛けてもらったのがプロではないチームだったため、サッカーの道を諦め、いろいろな人に相談しました。そのとき母親から「サッカーと同じように情熱を注げるものをみつけなさい」といわれたことで、人のためになる仕事をし、世の中に必要とされる人間になりたいとこの会社に就職したんです。仕事では、香港やアメリカなどへの出張を経験しました。そこから「海外」「インターネット」「人のためになる」というキーワードが漠然と浮かんできました。このときに出会ったのが、今の事業YOKUMIRUを始めるきっかけになった医師の野田先生です。患者さんが海外赴任中に「現地の病院の予約が取れない」「言葉の問題で診断内容が良く理解できない」などの悩みを抱えている話を聞きました。そこでまず2017年にリオール株式会社を設立してプロデュース事業を行い、並行してオンライン医療相談サービスYOKUMIRUの基盤を作りました。そして昨年に設立した会社に事業を移管して現在に至ります。
Q6
F.最近感情が動いたエピソード
最近感情が動いたのは、ユーザーさんにインタビューしたとき、泣きながらお礼を言われたことです。1、2歳のお子さんを連れて、旦那さんの海外赴任に帯同した方に話を聞きました。日本にいるときには両親のサポートがあったけれど、アメリカに行って急に1人で子育てのすべてを引き受けることになり大変だったそうです。また、現地で妊娠し2人目を産むことになり、さらに不安を感じたと話してくれました。旦那さんの職場のコミュニティでは話しにくいし、英語ができるわけではないので現地で相談もできない。悩んでいるときにYOKUMIRUをみつけてくれたそうです。子どものいる医師だったので、非常に安心感があったと話してくれました。そのとき、改めてこのサービスには意味があると思いましたし、同時にもっと知ってもらうために努力しなきゃいけないと身が引き締まる思いでした。
Q7
G.汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)
会社を設立してまだ1年くらいなので、経営における危機は今のところはありません。ただ、事業を移管する前のリオール株式会社は6期目になるので、いろいろ経験しています。以前、IoT向けのモバイル通信事業をメインでやっていました。ところが、通信市場の自由化によって、いろいろな格安SIM業者が出てきます。そうするとIoTのモバイルが売れません。売上の見込みがゼロになれば採算が合わないので、事業を継続するだけで赤字です。当時は1、2万回線ぐらいのお客さんがいました。もしそれをやめれば、投資をした分の回収もできません。そのときはだいぶ落ち込みましたし、会社がつぶれると思いました。
Q8
H.経営危機をどのように乗り越えましたか
ある社長さんからもらったアドバイス「まずはお客さんをどう救うのかを考える」を実行して乗り越えました。当時は、「これからの生活をどうしよう」「借金をどうやって返済しよう」という問題ばかりに気を取られていたんです。でも、その社長さんから「お客さんが良い方向に向かうように落としどころをみつけないと駄目だよ」と言われてハッとさせられました。結果的には迷惑をかけた会社もあるので、すべてを救えたわけではありませんが、今でも止めずに供給できています。既存のユーザーを失わなかったのは、アドバイスのおかげだったと思います。
Q9
I.社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い
今のメンバーは、サービスを立ち上げたときからずっと一緒に取り組んでいるので、思いを共有できる大切な存在です。企画からスタートして市場調査をしながら、4、5年かけて進めてきました。お金ではないこの事業の価値に共感して動いてくれています。もし他の会社が参入してきても、この思いは劣ることはないと思っています。私たちのサービスは、医師やシステムを構築するエンジニアの力が必要です。自分一人では絶対にできません。みんなに支えられてきたからこそ、最初に掲げた目標を達成しなければならないという責任を感じていますし、最終的には良い結果を出したいですね。
Q10
J.リーダーシップのスタイル
リーダーシップのスタイルは、同じ目標に向かって周りと一緒に進めていくタイプです。「社長だから」「役員だから」と優劣はつけず、同じ船に乗っている「船頭」をやっている気持ちです。何かを決めるときも、自分だけで決めるということはあまりなく、基本的には会議体を通して決めています。もちろん、自分が一番動かなければという責任感は持っていますので、できるだけ自分が行動し、それを仲間に見せて結果を出していきたいですね。そして、一緒に成功体験を味わえたら良いなと思っています。
Q11
K.事業を通して実現したい夢
事業を通して実現したい夢は、ビジョンとして掲げている「日本発の安心でセカイを満たす」ことです。その通過点として捉えているのが、この事業を上場させることですね。上場すれば、サービスを知ってもらうスピードが速くなりますし、信頼度も増します。また、医療のみならず教育も重要ですし、海外にも事業を広げていきたいです。今は日本人向けの日本人医師によるサービスですが、他の国でも同じ医療の問題を抱えていますので、外国人向けの外国人医師によるサービスにも取り組みたいですね。
Q12
L.夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり
スピード感を重視しているところでしょうか。また、情報を得るときには、実際に人から話を聞くことを大切にしています。そこから大きなイメージが膨らみアイデアが広がっていくんです。上記でお話した、海外赴任のなかでの子育てについてインタビューしたエピソードもその一環です。誰かが代わりに聞くこともできますが、自分の感覚として知っておくことで、課題解決できているかどうかの判断ができます。
Q13
M.社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること
事業そのものに社会貢献の意味があると思っています。これからの日本は人口減少に伴って、市場も小さくなっていくと予想されます。中小企業においても、海外進出が当たり前になるでしょう。加えて資源のない日本は、人材の育成やグローバル化が重要になる。これからは世界で活躍する日本人が日本の未来を作っていくと言っても過言ではないと思います。
世界で活躍するためにはいろいろな要素が必要ですが、そもそも健康でなければ活力は生まれないし、生産性も上がりません。その健康をサポートするのが、私たちのサービスです。日本人が海外で安心して活躍できるサービスを提供することで、日本の未来に関わっていきたいと考えています。
Q14
N.自社の強み、面白い制度
メンバー全員がフリーで動いていることです。オンライン会議はありますが、どこかの場所に集まることはほとんどしません。みんな家やサテライトオフィスなど、やりたい場所で仕事をしています。エンジニアのメンバーは熊本にいるので、年に1、2回しか対面で会いません。東京のオフィスは定期的に顔を合わせますが、全員が会することはほとんどないですね。自分の働きやすい環境の方がストレスもないですし、効率的です。人それぞれのやり方や考え方があるので、尊重したいですね。自由な形で働くのが一番良いですし、生産性も上がると思っています。
Q15
O.若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ
どんなことでも良いので自分の好きなことを納得いくまでやることです。自分が一番好きで熱中できるものが一つあるだけでも価値があります。ゲームでも何でも良い。それを好きなだけやってみることで、その先に見えるものがきっとあるはずです。それが仕事になれば理想ですね。やっていくうちに好きじゃなくなることもありますが、その後もう一度好きと思えれば、それは本物。それがわかるまでやり続けてほしいです。
Q16
P.家族へのメッセージ
「自由に仕事させてもらえていることに感謝しています」と伝えたいです。23歳で結婚したのですが、仕事の活力を家族からもらっています。親として、子どもが不自由なくやりたいことをやれる環境を作ってあげたい。そのために仕事をしています。私の人生において家族が一番大事。普段は仕事が中心なので、子育てや家のことはなかなかできませんが、家のことを考えずに仕事ができる環境を作ってもらっていることに、ありがとうと言いたいです。
Q17
Q. 社長の推しポイント ※社員さんからのコメント
●困っている人を助ける
海外赴任者とその家族は、環境の変化などで心身に不調をきたすことがありますが、日本の医療システムとは違い、気軽に医療機関を受診することができません。そんな患者さんの悩みを聞いた野田医師(現:顧問医師)から、「インターネットで相談くらいできるのではないか?」と相談を受けた社長の原が、「それやりましょう!困っている人を助けましょう!」と共感して開発したのがヨクミルです。困っている人を放っておけない原らしいエピソードだと思います。
●常に顧客ファースト
それから何年もかけてシステムを作り、無名の会社が会員や相談医師を集めるのは根気が必要でしたが、いつの時も「日本人が安心して海外で活躍できようにしたい」という信念はブレません。より良い機能やサービスを目指して、ヨクミルは常にブラッシュアップを続けていますが、社員が迷ったときにも、原は「どちらが会員様のためになるのか?」「どうすればもっと安心を提供できるのか?」を軸に考えるように言っています。
●信じて力強く牽引する
「海外で活躍する日本人をサポートしたい」という思いに賛同して、たくさんの相談医師が集まってくれました。また、ヨクミルを利用した会員の方から喜びの声を聞く度に、「本当に意義のある仕事をしている」「絶対に世の中に必要なサービスだ」という言葉を口にします。我々スタッフや医師たちを牽引して、自ら信じる道を力強く進んで行く社長です。
COMPANY PROFILE
- 社名
- YOKUMKIRU株式会社
- 設立
- 2022年2月17日
- 社長就任
- 2022年2月17日(創業)
- 業種
- サービス、オンライン診療
- 事業内容
- 海外にいる日本人のためのオンライン医療相談サービス
- 提供価値
- 海外にいる日本人の健康を守る
- 本社
- 東京都渋谷区神宮前3-1-27-703
- 拠点活動
- https://yokumiru.jp/
- 活動エリア
- 東京都 全国