PROFILE
企業名
SALES GO株式会社
お名前
内山 雄輝
生年月日
1981/9/8
出身地(都道府県)
静岡県
出身校
早稲田大学
あだ名
うっちー
自分の名前の由来
一番偉そうな名前にしたかったそう
キャッチコピー
繊細な心を兼ね備えた天性の人たらし野郎
夢
営業DXで日本の営業生産性を爆上げする!
社名の由来
どんどん行こうぜ
人生成分6つのキーワード
貧乏学生、中国、負けず嫌い、お酒
部活、特技
帰宅部(ガリ勉)、ゴルフ、車
趣味
車
好きな映画
トップガン
テーマカラー
赤
ゲンかつぎアイテム
シャンパン
パワー飯
シーチキンマヨネーズ
好きなお菓子
プリン
底力の源
シャンパン
カラオケ十八番
アナザーオリオン
苦しいとき励みになった経営のテーマソング
ミスチル 花火
自分を動物に例えると
ゴリラ
好きなファッションブランド
LOUIS VUITTON
子どもの頃の夢
翻訳家
生まれ変わったら何になりたい
自分
休みの日の過ごし方
ゴルフ、サウナ、ドライブ
CEO STORY
Q1
あなたをよく知る人物(家族・従業員・友人など)に紹介してもらってください。(他己紹介)
近所のベローチェに呼ばれたあの日。「会社をつくる。付いてきて欲しい。」真っ直ぐな瞳。
自分は二つ返事で「はい」と答えた。
あれから約2年。近くで見る内山さんはとにかくパワフルで情に厚い。
朝は5時台から仕事を始め、日中は商談や会議に明け暮れる。夜は会食、土日はゴルフと人脈作りにも余念がない。
そんな内山さんは過去にガンが見つかった事があり、「死」を意識した事があるという。だからこそ今、人間いつ死ぬかわからないという思いで何事にも全力で取り組んでいる。
全力過ぎて逆に倒れてしまうのではないかと心配で注意するほどだ(笑)。
彼の決めたらやり遂げる能力。体力気力。そして人への心遣い。これらは誰にも負けないだろう。
今後もこの人についていく。そして「SFAをすべての企業に」というSALES GOのビジョンを一緒にやり遂げると自分は決めている。
Q2
上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか
SALES GO執行役員COO CPO 石井賢
職歴
ソフトバンクBB株式会社(iPhone,iPad,SaaS)
日本オラクル株式会社(SaaS)
株式会社セールスフォース・ジャパン(SFA/CRM、MA)
株式会社ジーニー (SFA/CRM、MA、Chatbot)
ソフトバンクで全国営業1~3位獲得、外資系SaaS企業などでの営業活動を経験後、
ジーニーでSFA事業の新規営業責任者として2年で約1,800%の事業成長を実現させながら
21ヶ月連続で部門予算達成し、SALES GO株式会社に入社
自らの営業経験や600社以上のDX支援、営業組織コンサルティングの実績を踏まえ、
営業目線を用いたマーケティング×インサイドセールス×セールス戦略戦術、
ツール含めた運用の実現が得意
Q3
どんな学生でしたか
モテたかったですね。笑 あるドラマの俳優さんに憧れて少しでも近づきたいと思っていました。容姿は難しいけれど、賢さは努力で何とかなる。学校でトップになればモテると信じ、毎日勉強に明け暮れました。運動も得意で、高校時代には学校創設以来初となる成績「オール10」を取り、結構な伝説になりました。学級委員もやり、容姿以外はあの俳優に近づけたに違いない、これでモテる!と信じていたのですが、なぜか周りの女子たちからは変人扱い。結局最後までモテることはありませんでした。笑
大学進学期に先生から「英語が得意だったら翻訳家になれば」と勧められ、指定校推薦で早稲田大学へ進学します。親に学費で面倒かけたくないと、新聞奨学生制度を使い上京。しかし、その過酷な状況に1か月ほどで見切りをつけ、自分でアルバイトをしながら通学することにします。その後は、複数のアルバイトを掛け持ちし、必死に勉強と両立させました。そもそも自分がこの大学に来たのは、翻訳家になるためです。あるとき翻訳をやっている先生を見つけ、弟子入りを志願しました。先生から、分厚い本を渡され「夏休み中に翻訳してきて」と課題を出されます。まるで、歯が立ちませんでした。そこで、翻訳家になる夢はあっけなく終わりました。
Q4
学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください
翻訳家を諦め次にとった行動は、中国語の専攻です。その後、語学をいかし各国の特許データ検索と翻訳機能を併合したシステムを企画・開発。IT会社を紹介してもらい販売しました。それ以外にも車好きをいかして、自動車の買い取りや車検斡旋などの仕事もします。気が付けば、月80~90万円くらいの収入を得られるようになりました。
就職の時期、特許システムを販売していたIT会社へ就職しようと考えていた矢先に社長と喧嘩をして辞めることになります。それから就職活動を始め、何とか大手企業から内定をもらいました。しかし、最初の赴任先が「イラク」と言われたため丁重にお断りします。すると、大学の先生が「中国語教材の販売会社を興すから一緒にやらないか」と声をかけてくださいました。新会社への参加を決め準備もしていましたが、大学を卒業してから半年が経過しても社長すら決まりません。さらに、内部でもめている状況です。貯金を切り崩し生活していましたが、それも限界でした。「もう辞めさせてもらうか、僕を社長にするかのどちらかに決めてください」と伝えます。すると「じゃあ、内山君社長やって」と告げられました。そこから、僕の社長人生がスタートすることになったのです。
Q5
最近感情が動いたエピソード
一生懸命課題に取り組んでいる仲間の顔を見ると、涙が出てしまいます。自分も同じことで一生懸命であればあるほど、感動してしまうのです。
2019年に「SALES ROBOTICS」という会社をバイアウトして、雇われ社長を3年ほどしたことがあります。業績も良く、IPO(新規株式公開)しようと話していました。
しかし、親会社の意向により、その事業から撤退する方針が示されます。ここまでみんな頑張ってきて業績も好調、まさにこれからというときの決定です。僕を含め、50人いたエンジニアたちすべてが戸惑いました。僕は他からのオファーもあったので、そのまま鞍替えもできました。しかし、エンジニアたちは会社に残っても、または別の会社へいっても「ゼロ」からのスタート、どちらへ進んでも茨の道なのです。そこで当時の役員たちと協議し、MBO(経営陣買収)で部門を買い取り、新会社を設立することにします。別の道を選択した仲間もいました。しかし、残ったメンバーで「みんなで協力してやろう!」と会社設立の準備を始めたのです。半年ほどの期間でしたが、そのときは全員で団結しました。本当に奮い立った時期でした。
Q6
汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)
資金繰りに困って、倒産しかけたということは何度もあります。確かにそれも経営危機でしたが、僕が思う経営危機というのは少し意味合いが違っていて、次の2つが浮かびました。
1つは「これまでしてきたことが、不安に変わったとき」、そしてもう1つは「人からの信頼をなくしたとき」です。経営者とは、普通の人が見えないものが見えていたりします。このまま進めばこんな世界がくるというのが見通せているものです。それが、見えなくなったときは、とても恐怖を覚えます。
僕は「ゼロイチ」を作ってきた経営者です。今ここにないものを作るということに、常にチャレンジしてきました。その「ないものを作る」ことへの可能性が消えてしまうというのが、経営者として一番辛いのです。
また自分の失態によって、すごく信頼していた人からの信頼をなくしてしまうのも、自身の存在価値が一気になくなっていくようで心が痛みます。
このように、経営における基礎となるような部分が揺らいだり、脅かされたりするような事態に遭遇する。それこそが、経営危機だと思うのです。
Q7
経営危機をどのように乗り越えましたか
「これまでしてきたことが、不安に変わったとき」の対処法は、一概に言えません。その時の市況環境や投資環境など、外的要因も影響します。
このやり方では厳しいかなと思ったら、その会社をバイアウトした方がいいかもしれない。僕たちが走らせるより、他資本の方が伸びるのではないかという判断もあります。
2018年、僕は癌を患いました。そのとき体力的にも気力的にも低下していたので、加速度的な成長や資金調達などのストレスに堪えられない。これでは、会社として機能しなくなる可能性があると判断しました。そこで、他資本のグループの中でやっていくことを決め、会社をバイアウトしました。このような判断をして危機を回避していくこともあるのです。また「人からの信頼をなくしたとき」は、とにかく反省し、その人にアプローチをし続けます。直接が無理であれば、第三者を介してなど間接的なアプローチも検討するのです。やり続けていれば、やがて関係修復に向かい、その経験が自身の成長へとつながります。
Q8
社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い
社員のみんなには、「今ここにない未来を作ろう」といつも言っています。それは、僕が作るものに乗るのではなく、その未来をみんなで一緒に創ろうということです。自分の足で生きていけるように、自分自身を成長させなければいけない。また、会社に頼るだけでなく、自分一人でもできるくらいの実力を身につけてほしい。それが実現できるよう、みんなでお互いにサポートしながらやっていけたらと思います。これからも、みんなと一緒に歩んでいきたいと思いますが、人によってどの道が最良かはさまざまです。本人の自己実現のために歩んでいき、人生の最後に振り返ったとき、今の時間が「良い人生だった」と言える1ページになってくれていればいいなと思います。
Q9
リーダーシップのスタイル
僕は万能な人間ではありませんので、圧倒的なパフォーマンスでできることはやりますが、あとは助けてねと言っています。社長として全体のマネジメントは僕がやります。しかし、それ以外の足りない部分については社員に任せて補ってもらうのです。人には得意なことや不得意なことがあり、それを補い合うのがチームです。自分ができないことを誰かが補う、誰かができないことは自分が補います。それで完全体に近づいていき、最終的にゴールへと導くのです。補い合う関係=パートナー。そこに上下の関係は存在せず、イーブンなパートナーシップになります。そういった環境では社員もどんどん意見を言ってくれますし、ときには僕のアイデアが一番否定されることもあります。笑
Q10
事業を通して実現したい夢
僕たちが推進する活動により、日本の営業文化そのものを転換したいと考えています。
日本のデジタル化は、本当に遅れています。日本の企業において、営業支援システムの導入率は30%以下です。そして導入した企業のうち、6割以上が満足に使いこなせていない状況にあります。このようにデジタル化が遅れているがために、人の力に頼る体質が強く、生産性が悪いのが日本の現状と言えます。
本来、仕事とはデータに基づいて判断するものです。営業マンの行動をすべてデータ化し蓄積していけば、客観的な評価ができます。将来的な会社の成長について、分析をする際にも役立てることができるのです。このデータに基づく営業活動という文化を、もっと日本に広めたいと思っています。そのためには、誰もが使えるツールを日本中に広めなければなりません。
現在、日本の営業支援システムで、多くのシェアを獲得している海外ツールがあります。しかし、導入コストが高く操作が難しい。また敬遠されて誰からも入力されないためデータが集まらないという実態があります。この状況を解消し安価で誰もが使やすいシステムにすれば、データに基づくタスク管理の営業文化が定着すると思っています。
Q11
夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり
強みは、人の意見を聞くことです。これは、僕が一番苦手としていることであり、一番必要としていることでもあります。重大な決断するときは、いつも頭がちぎれるまで考えます。そして、頭がちぎれるまで考えるには情報が必要なのです。そこで、本来あまり得意ではありませんが、人の話を聞く「傾聴」をとことん行います。この方法で解決できなかったことは、ほぼありません。この圧倒的な傾聴力が、圧倒的な決断力を生み出し、それが僕の武器となるのです。
Q12
社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること
会社はまだ設立したばかりなので、社会貢献や地域貢献、SDGsの活動などのリソースを割く余裕は正直ありません。しかし、僕たちが進める活動が日本の営業文化に定着すれば、企業の生産性は確実に向上します。それはやがて、日本全体の生産性向上につながっていくのです。そうなれば、それが社会貢献や地域貢献、ひいてはSDGsの活動になるのかもしれません。
また人がチャレンジできる雇用環境を作りたいと常に考えています。学歴や境遇などに左右されず、やりたいという気持ちを大切にし、チャレンジできる環境を提供し続けます。
Q13
自社の強み、面白い制度
設立して間もない会社なので、取り立てて面白い制度というものはありません。これから、みんなで作っていこうという段階です。
しいて言えば、フルリモートと地方採用制度でしょうか。本社は東京ですが、出社を必要としないフルリモート社員と地方採用制度を取り入れています。社員の状況や希望に合わせ、柔軟に働くことができる制度です。
自社の強みという点では、会社で取り扱うSFA(営業支援システム)「SALES GO ISM」は、業界の中でも最も後発にあたります。つまり、他社システムのウィークポイントや敬遠される機能をすべて改善したパッケージをリリースすることが可能なのです。そのためSFAの導入障壁である価格は、グローバル標準ツールの1/10まで抑えました。また操作の難しさも、無駄な機能はそぎ落とし、直感的に使えるよう操作性を追求しています。このように、どの企業でも手軽に導入し運用できるシステムは自社の強みといえます。
Q14
若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ
若いうちは、とにかく働け!ということを伝えたいです。決して労働を強要しているのではなく、仕事に没頭するという意味です。寝ることすら忘れるくらい夢中になれば、必ず得られるものがあります。若いうちでないとできないのかもしれません。仕事としっかり向き合い、若いうちだからこそ得られるものをつかみ取ってください。きっと、将来の糧になるはずです。
また、すべてにおいて貪欲になることをおすすめします。仕事やお金、食事、恋愛、何においても貪欲になってください。日本では「お金を稼ぐことはあまり良くないこと」という風潮が、いまだに根強く残っています。しかし、現代の資本主義社会において、そのようなマインドは日本だけです。僕は、中国でビジネスをしてきましたが、お金を稼ぐことが「悪」だなんて言いう人は一人もいません。むしろ、そのために働いているのだという考えの人ばかりでした。日本の場合、どうしても精神論になってしまい「一億総中流」のような考え方が蔓延しています。そこが、残念なところです。今後世代交代していく中で、こうしたマインドが徐々に薄れ、みんなが臆することなく貪欲に自己実現していける社会になればいいと思います。
Q15
家族へのメッセージ
「僕は、僕の人生を送るから、君は君の人生を送ってくれ」これが、妻と息子へ贈るメッセージです。息子にはいつも「僕は、僕の人生。君は、君の人生だからね」と伝えています。この感覚は、海外では決して珍しいことではありません。家族の絆が薄いとかいう話ではなく「お互いの人生を大切にしようね」ということです。
息子はインターナショナルスクールへ通っていて、日本語よりも英語の方が得意なくらいですから、感覚も外国人に近いようです。したがって、こういった感覚も理解してくれています。それ以外にも、僕が息子へずっと言い続けている4つのキーワードがあります。それが「3BEEM 大切にすべき精神」です。このキーワードをしっかり覚えておくようにと、常々伝えています。これは、SALES GO株式会社のホームページにも掲載しているものです。
「Be honest 誠実にまされる知恵なし!」「Be kind 優しさこそ本当の強さだ!」「Be wise 賢さを伴わない勇気は野蛮である!」「Make efforts 努力はすべての扉を開く!」
この4つのキーワードは年齢とともに、意味が変わっていきます。人生の節目において、その変わる意味を考えながら成長してほしいと願っています。
COMPANY PROFILE
- 社名
- SALES GO株式会社
- 設立
- 2022年
- 社長就任
- 2022年
- 業種
- 情報通信業
- 事業内容
- 営業DX支援
- 提供価値
- 先進7カ国最下位の日本の営業生産性を改革
- 本社
- 〒140-0002
東京都品川区東品川四丁目13-14グラスキューブ品川
- 活動エリア
- 東京都
- 社員数
- ~50名
- 採用情報
- 中途, インターン