MY CEO AWARD 2023 FINALIST Pitch~有限会社フィダール 林翔太 社長(宮城)
2023年11月15日、東京・恵比寿ガーデンプレイス・ザ・ガーデンホールにて行われた、Z世代が選ぶ“推し社長”No.1決定戦【MY CEO AWARD 2023(マイシーイーオーアワード)】ファイナルステージ。全国からエリア1位に選抜されFINALIST7となった7名の社長が総勢450名以上の社長&学生の前でおこなった5分間のピッチ内容を紹介するCEOレモンスペシャル企画。ここでは有限会社フィダール 林翔太社長(飲食業・宮城)のピッチをご紹介します。
ピッチテーマは「事業を通してZ世代と叶えたい夢」。
~Pitch Report~
事業を通してZ世代と叶えたい夢。まず今日審査員として参加されているZ世代の皆さんはどんなことを想像したでしょうか。自分の夢を見つけられる場になるかもしれない。応援したい夢と出会えるかもしれない。働く意味に気付けるかもしれない。いろんな意味合いがあると思います。
僕はこのテーマを聞いた時、まず浮かんだのが「食を通じて次世代に誇れる地域を作る」ということです。まず皆さんにお伝えしたいのは食産業について。これは皆さんが心身ともに豊かな生活をしていくという上では、とても重要な業界です。日々の楽しみ、ワクワク、さらには癒し、ほっとした気持ち。感謝や生きがい、いろんなものを得られます。暮らしていく中で大切にしたい感情や状態は食を通じて実現できるんです。ですから僕はこの仕事にとても誇りを持っていますが、実はこの業界は世の中からは「底辺」だと言われることがあるわけです。担い手もどんどん少なくなっていますし、働き手もずっと不足しています。
次世代に誇れる地域として何が必要になってくるのかを考えた時、まずZ世代の人達が未来に対して希望を持てているのかどうかを調べました。アンケートでは74.6%が希望を持てていないというデーターが出ています。このままで良いのかという話です。なんとかできないのかと。
僕は日本にはまだまだポテンシャルがあると思っています。それは歴史、伝統、そして何よりも食です。食は、人々を集める力がある、人と地域をつなげ、人と町を元気にする、そういう力があると思っています。そういったものを掛け合わせて世の中を世界中をワクワクさせるような、そんな魅力のある地域を作っていく、希望をつくっていく。そうすることによって、人生を楽しみながら安心して暮らしていける、そんな世の中、会社、地域というのをどんどん増やせるんじゃないか、そんな風に思っています。
では、そのために具体的に何をするのか。それはまず生産者や製造業、販売業、観光業、この人たちが手を取り合い、地域の中でいかに自分たちに必要なものを回す仕組みを作っていくか。この新たな販売と供給のモデルを作るということです。これは大企業ではなく、国でもなく、中小企業が主体となるべきだと考えています。また、地域にあるポテンシャルや食文化をいかして、若き才能ある皆さんと一緒にさまざまなイベントなどを作っていくということです。そうすることで、ここにしかない価値ある体験を作れる。そうした活動を通じて、人づくりや仲間づくりを行っていけると考えていますし、この夢を叶えるために、可能性を信じて皆さんと一緒に成長していくことができるというようなことです。
これが、僕がZ世代の皆さんと叶えたいビジョン、夢になります。
なかなか思ったようには喋れませんでしたが、このような機会をまずいただけたことがすごく貴重な体験だと思っているので、これからにいかしていきたいですし、この後もいろんな方との出会いが待っていそうで楽しみです。
どうもご清聴ありがとうございました。
※MY CEO AWARD 2023ファイナルステージでFINALIST(北海道東北エリア代表)として行ったピッチ内容を記載
※MY CEO AWARD詳細はこちら https://shacho-chips.com/award/myceoaward/