社長脳内リサーチファッション編・後編
社長の好きな洋服はダントツ
「ユニクロ」!!
一方時計は「ロレックス」や「オメガ」が好き!?
全国の社長のカード付きポテトチップスをきっかけに、PRや採用、ブランディングなどを支援するプラットフォーム 「社長チップス」 を提供している株式会社ESSPRIDE(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:西川世一)は、数多くの社長に出逢う中その生態にユニークな点が多いことに着目し、「社長って何を考えているの?」「社長の人生って?」「社長が好むものって?」など、社長ならではの経験や趣味・嗜好を知るべく、毎回調査テーマを設け「社長脳内リサーチ」としてシリーズ展開しています。今回は「社長のファッション」に関する調査結果をご紹介いたします。
調査方法
方法
インターネット調査
(株式会社Shake hands by ESSPRIDE調べ)対象者
全国の20~59歳で従業員数10名以上300名未満の経営者 100名
実施日
2018年9月12日(水)
〜9月14日(金)
あなたが好きな洋服のブランドやよく購入するショップをお答えください。(複数回答 n=100)
【TOP5】 仕事の日に
最も着ることの多いスタイル別
全体 (n=100)
1ユニクロ | 43.0% |
---|---|
2バーバリー | 24.0% |
3ラルフローレン | 23.0% |
4ビームス | 16.0% |
5ブルックスブラザーズ | 14.0% |
スーツ派 (n=25)
1ユニクロ | 28.0% |
---|---|
2バーバリー | 24.0% |
3ラルフローレン | 20.0% |
4アルマーニ | 16.0% |
5シップス | 12.0% |
ジャケット・パンツ派 (n=26)
1ユニクロ | 38.5% |
---|---|
2バーバリー | 26.9% |
3ラルフローレン | 26.9% |
4アルマーニ | 19.2% |
5グッチ | 15.4% |
カジュアル派 (n=21)
1ユニクロ | 52.4% |
---|---|
2ビームス | 19.0% |
3バーバリー | 14.3% |
4ラルフローレン | 14.3% |
5アルマーニ | 9.5% |
作業着・ユニーフォム派 (n=28)
1ユニクロ | 53.6% |
---|---|
2バーバリー | 28.6% |
3ラルフローレン | 28.6% |
4ビームス | 21.4% |
5ブルックスブラザーズ | 17.9% |
社長が好きなブランドやよく購入するショップ1位は「ユニクロ」43.0%。2位「バーバリー」24.0%に20ポイント近くの差をつけるダントツの結果となりました。ご自身が仕事の日に着ることの多いスタイル別で見ると、どのスタイルを好む社長も1位は「ユニクロ」で、特にカジュアル派と、作業着・ユニフォーム派の社長の半数以上がユニクロ愛用者であることが判明しました。また全体2位の「バーバリー」、3位の「ラルフローレン」はどのスタイルでもTOP5に入りました。ロゴマークのワンポイントのついたポロシャツなど、持っている社長が多いのではないでしょうか。スタイル別で違いがあったところに注目すると、スーツ派は5位にきれいめコーディネートが揃うセレクトショップ「シップス」、カジュアル派は2位にドレッシーからアウトドアまで幅広いテイストを扱う「ビームス」がランクインしたのが特徴的です。
あなたが所有している時計ブランドと、憧れの(好きな)時計ブランドをお答えください。(複数回答 n=100)
所有している時計ブランドTOP10
1ロレックス | 28.0% |
---|---|
2カシオ | 28.0% |
3オメガ | 26.0% |
4セイコー | 26.0% |
5タグホイヤー | 18.0% |
6シチズン | 16.0% |
7ブルガリ | 10.0% |
8カルティエ | 9.0% |
9グランドセイコー | 7.0% |
10ブライトリング | 6.0% |
憧れの(好きな)時計ブランドTOP10
1ロレックス | 25.0% |
---|---|
2オメガ | 18.0% |
3パテック・フィリップ | 11.0% |
4オーデマ・ピゲ | 9.0% |
5フランク・ミュラー | 9.0% |
6カルティエ | 8.0% |
7ブライトリング | 8.0% |
8ブルガリ | 8.0% |
9グランドセイコー | 7.0% |
10セイコー | 7.0% |
ファッションの中でも、男性にとって「時計」は自己を表現する外せないアイテムといえるのではないでしょうか。時計を見れば、その人のセンスや個性から経済力までなんとなくわかってしまうものです。
社長が【所有している時計ブランド】は、1位「ロレックス」・「カシオ」28.0%、次いで「オメガ」・「セイコー」26.0%と、上位に海外と日本の有名ブランドが同率で並ぶ結果となりました。
【憧れの(好きな)時計ブランド】は、1位「ロレックス」25.0%、2位「オメガ」18.0%とTOP2は【所有している時計ブランド】と同様の順位となりました。3位以下は「パテック・フィリップ」11.0%、「オーデマ・ピゲ」・「フランク・ミュラー」9.0%と【所有している時計ブランド】のTOP10 には入らない、一流高級ブランドがランクインしました。
あなたが腕時計にかけたい(かけてもいいと思う)金額をお答えください。(単数回答 n=100)
社長が腕時計にかけたい(かけてもいい)と思う平均額は「574,700円」となりました。仕事の日に着ることの多いスタイル別で見ると、ジャケット・パンツ派の社長の平均額が最も高く「731,923円」となりました。スーツを着ないながらもフォーマルさはキープしたいジャケット・パンツ派の社長は、時計にこだわり、お金をかけるのでしょうか。平均額が最も低いのはカジュアル派の社長で「356,667円」となりました。
あなたがこれまでに購入した、自分自身で身に着けるもの(洋服・時計・靴・アクセサリー等)で最も高価なものとその金額をお答えください。(自由回答 n=100)
これまでに購入した最も高額なファッションアイテムを調査しました。回答の中での最も高価なものは、社長の憧れの時計ブランドで3位にランクインした、パテック・フィリップの時計でその金額は650万円という結果となりました。そのほか、ブランドものの時計やスーツなどが回答されましたが、1万7千円のランニングシューズが最も高額な買い物という方もいらっしゃいました。
あなたがファッションのお手本にしている人をお答えください。(複数回答 n=100)
ファッションのお手本にしている人がいるか聞いたところ「お手本にしている人はいない」が7割以上で、社長はファッションにおいて誰かをお手本にすることがなく、オリジナルを貫いている方が多いことがわかりました。
お手本にする相手として1割以上の方が回答したのは「友人・知人」11.0%、「芸能人」10.0%でした。芸能人を具体的に聞くと、「高田純次」、「横山剣(クレイジーケンバンド)」など、私服もお洒落な有名人としてメディアに取り上げられることもある方の名前が挙げられました。
あなたがよく読むファッション誌をお答えください。(複数回答 n=100)
よく読むファッション誌を聞いたところ、8割が「ファッション雑誌は読まない」と回答しました。ファッション雑誌をチェックする社長の中では「LEON」を愛読する方が多いようです。
女性のファッションについてあなたの好みをお答えください。(複数回答 n=100)
最後に「女性のファッション」について好みを聞いてみました。社長が好きな女性のファッション1位は「フェミニン系」43.0%となりました。大人っぽく女性らしいブラウスやスカートなどを好む社長が多いようです。2位はTシャツやニットにジーンズなどの「カジュアル系」32.0%、3位はタイトシルエットのジャケット・スーツなどの「コンサバ系」30.0%となりました。派手なイメージの「セレブ系」や「ギャル系」のファッションは社長には不人気であることがわかりました。
考察
ファッション編・前編では社長がファッションにかける金額が比較的高いという結果となりましたが、好きな洋服のブランドを聞いたところ、なんとダントツで「ユニクロ」が1位となりました!
社長がユニクロを愛用しているというのはとても親しみがもてますし、バーバリーやラルフローレン、アルマーニなどのブランドをユニクロが上回ったのは驚きです。
一方で好きな・憧れの時計ブランドを聞いたところロレックスやオメガ、パテック・フィリップと高価なブランドが並びました。
実際に大阪でパテック・フィリップを650万円で購入した社長もいらっしゃいましたが、経営の継続や成果のご褒美として、時計に特別なものを選ぶ社長、もしくはいずれ購入することを目指して仕事に取り組む社長が多いのかもしれません。
ところが「ファッションのお手本にしている人はいない」7割、「ファッション雑誌は読まない」8割という結果が出たことから、間違いないアイテムやブランドを多用し、自分自身に合っているブランドや個性を活かすファッションを知っている社長はまだまだ多くはなさそうです。
周囲の社長で印象的なファッションの人がいたら好印象をもつけれど、それが自分のファッションに落とし込まれているか、自分にも応用されているかというとそうではないのかもしれません。
【社長チップス】では、社長の人となりや事業内容などを社長の見た目やファッションから伝えることを大切な要素の1つとし、企業ブランディングの一環として社長プロデュースを行っています。
それは費用をかければ良いということではありません。
スティーブ・ジョブズがいつも同じタートルネックにデニム、スニーカー姿であったことはとても有名ですが、それは本人が意図的に行っていたことであり、この統一されたファッションから感じ取れるシンプルさやこだわりがAppleのブランドイメージにも繋がっています。
いまや企業のブランドイメージはクライアントに対してはもちろん、人材を採用する上でも欠かせない要素となっています。
自らのファッションや見た目から会社のブランドイメージを変えられることを多くの社長が知り、会社の広告塔として輝く社長が増えていくよう全力で応援していきます!